日暮巡査=三沢光晴

 筒井康隆の『霊長類南へ』は最高に面白いカタストロフィーSF作品だと思う。読んだ時はキューブリックの『博士の異常な愛情』?とか思っていたけども、はっきりいってそれをはるかにしのぐイロニーで書き綴られている。導入部分のミサイルの発射原因もリッパー将軍の発狂に比べたらあまりにもくだらなすぎて面白いし(そんなくだらない理由から人類が滅亡してしまうというのが素晴しいコントラストを出してる)断片的に混乱した人類のエピソードが挟まれるのだが、それが一つ一つが滑稽でユーモアーがあふれていて、ギャグ漫画を読んでいるかの如く笑えてしまう。もし筒井作品を読みたいと思っている人がいたら、まずこの作品を強くお勧めしたい。


 ■ 第5試合(60分1本勝負) ■
永田裕志   8分35秒 バックドロップホールド 高阪剛×

 きゃ☆!あの高坂がバンプを取ったわ、ってわけで今日はドーム大会なのだが、勿論見に行ってないので先週のNOAH中継診断をしたいと思う。

 第6試合 45分1本勝負
三沢光晴 ×鈴木鼓太郎 20分0秒 片エビ固め 鈴木みのる 丸藤正道

 三沢とみのるの初遭遇が売りだった筈だけれども、ふたを開けたら単なるエルボー合戦だったというオチ。唯一の収穫なのはみのるはすくなうともエルボー一発で千鳥足セールをやった大谷晋二郎よりかは強さの表現を許されているというか、リング外における力があるぐらいしかなかった。

第5試合 30分1本勝負 ○KENTA 6分23秒 反則 SUWA×

 素晴しいけど、最後の金丸義信の介抱からのバックドロップって前にもどこかでやっていたような気もするが・・・。

 ディファカップの模様が一部流されていて、中継があるみたい。で朝刊チェックしたら『爆笑!街角プロレス インパルス』というなんともいやーな予感100%な内容。で、全然関係ないのだが、最近のジュニアをみていてなぜか『少年チャンプル』を見ていたら最近のジュニアの試合を思い出した。ジュニアの試合は体を張ったダンスの一形態なんじゃないだろうか?と思ってきた。勝敗を無くして、パフォーマンスとして売り出せば大衆に受けたりするんじゃないだろうか。でもそうしたらプロレスじゃないか・・・・・・。


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