ハッスルの衝撃

 取り敢えず久々の更新。プロレス観戦は相変わらずいっており単にブログ更新をしなくなっているだけであり、プロレス好きは変らず。

 自身の心境の変化があったのか、それとも観戦友達と行ったからかはわからないけれども、ハッスルは面白かったと思う。少なくとも新日本よりかは色々と企画を練って楽しませようとする雰囲気が伝わった。これだけでも雲泥の差である。それに比べ新日本はたんに試合をこなしているだけ感が前面に押し出されて過ぎの印象が強い。

 でハッスルの一番の衝撃はHGや和泉でもなく、プロレス興行による良し悪しが試合内容に左右されなかった事にあろう。私はこれは大事件だと思うのだが違うだろうか?まあ既にマッスルが試合を逸脱し明後日のフィールドで試合内容の良し悪しを超えたメタメタなレヴェルで観客を虜にしてしまっている前例があるけれども、大会場でこれをやってしまったハッスルは凄いのだと思う。

 そう考えると新日本も結して悲観する自体じゃないだと思う。試合内容でみせれないのであれば、試合じゃない面白いのを見せればいいのではないだろうか。いやそれをみせれば客は満足して次の大会のチケットを買うのではないかと思う。

 土曜日のNOAHは全く正反対で試合内容の良し悪しが興行の満足度にもろに反映する興行だった。勿論現状のおいて新日本はNOAHをベンチマークしてはいけない(笑)プロレスを信頼していない組織がプロレスを信じて打ちこんでいる団体を目指したとしても、到底猿真似程度で終わってしまうだろう。にしても良い事とは思えないんだけど私世代だと田上明の戴冠は嬉しい事件。久々に武道館で余韻に浸りたいと思ってしまいました。

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静止する底の中で

 久々の更新。既に更新する事の楽しさを忘れかけている今日この頃。何年もブログや日記を更新し続けている方々はどうモチベーションを保ち続けているのか?気になる所である。心臓が鼓動するが如く、このブログも常に新しく更新されていくようにしなければならないと思いつつもついついさぼってしまうのである。

 何故更新が滞るのか?原因はあると思うが、一番の原因は自らの生活習慣が変わり、アウトプットが減り書けなくなってしまったという事だろう。昔は1日1冊を目標に読書をし、常に知識に新しい風を送りこんでいたはずなのだが……。今では知識の動脈硬化が起こり何も産め出せなくなってしまっている次第である。プロレスはみてはいるがそれをブログにわざわざ書くような文章が全然思いつかなくなってきてしまったのである。

 ここまで解っているのならば本読んで色々なテキストサイトを読めばいいのでは?と思うのだが、中々そこまでには至らず……。そのうち前のように毎日更新したいとは思うのだが。まだ暫くエンジンに点火されるのには時間がかかりそうだ。

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デンジャラスKと新日本再生

川田、新日本参戦へ意欲(日刊)
 川田利明(41=フリー)が10日、奮起を期待する新日本の中邑、棚橋組へゲキを飛ばした。2人とタッグ対決した8日の新日本東京ドーム大会では「気迫が足りない」と苦言を呈していた。この日は都内でサイン会を行い「あの若い2人がもっとやる気を見せない限り、これからの新日本はない。今後どれだけオレに食いついてくるか」と話した。また、1月4日の東京ドーム大会について「新日本マットにはG1で藤田に負けた悔しさが残っている。早い段階でオファーがあれば」と参戦に意欲を見せた。


 正直劇的な集客に繋がらない川田。勿論川田絡みで良い試合を積み上げていって、今の新日本に絶対的に欠けている観戦後の充実感や、試合内容への信頼感などを作り上げる為の選手として使えなくはないと思う。川田にはまだ無骨なイメージがまだ少なからずある。だからそのイメージを利用して、新日本の若手を鍛え直すというアングルがアングルではなく少し現実味をおびたものに見えて、客の琴線を引くのではないだろうか。
 
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新日本プロモーション

レスナー「V10更新したい」1・4防衛戦へ

 新日本の新IWGPヘビー級王者ブロック・レスナー(28)が、長期政権に自信を見せた。東京ドーム大会での王座初戴冠から一夜明けた9日、米国に帰国した。成田空港での会見では「できるだけ長く王者でいたい」と永田の持つ10回の最多防衛記録の更新に意欲を持った。

 集客力云々いってもレスナー存在感では最近きたどの外人選手よりも、圧倒的だったと思う。まあ結局3WAYというのも藤田配慮といようか、蝶野の大人っぷりだけが目だっただけじゃないだろうか。


 集客よりも藤田なんかの配慮を優先しているのだから、客が来ないのも当たり前だろう。というよりもメジャー団体なのに、カード的にW-1のような非団体系興行に酷似してしまっているのが一番の要因ではないだろうか。団体プロレスの一番の強味である操作性という部分が全くない。外様の意見の折衷ブックプロレス。このような形態で成功したのは夢の掛け橋程度じゃないだろうか。


 それに試合のテーマというのも希薄だったという感じも否めない。橋本真也VS小川直也のあの成功をみればいかに起点とプロセスが大事なのかがわかるのではないだろうか。もうたんに大物選手同士が当るってだけで客が単純にくる時代はとっくに終わったのである。


 そういえばW-1のメインの前振りと結果の不一致は笑わせてもっらった。落第生サップが教官秋山準をエクスキューズ無しで勝ってしまうのだ(笑)。アホでしょ?サップに勝たせるならそういう図式に先ずしないのが当たり前だと思うのだが。本当久々に馬鹿な風景を見たと言う感じだった。
 
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新日本の憂鬱

蝶野が3WAY戦完全決着プランを提案

 完全決着をつける。新日本の蝶野正洋(42)が26日、東京ドーム大会(10月8日)で行う史上初の3WAY戦に、敵の2選手両方からフォールを奪わなければならない完全決着ルールを提案した。

 K−1ボクシング共に視聴率を稼ぐシュート優位時代にワークたるプロレスはどのような一手を指さなければならないでしょうか。3WAYというのは真剣勝負ではありえない方式なのでプロレスの独自性というが打ち出せます。それに伴ないプロレス独自の、プロレスでしか味わえない面白さをも表現しきれればよいのですが……。


 といったところで、小学生とご老体を無料招待している時点でカード的に外しているいるわけですが……今までのドーム大会において客を満足させてこなかったのが、WWE勢の梃入れをしても影響しているのではないでしょうか。


 規模は大分落ちますが、DDTの後楽園大会は常に仕掛けがあり、大体の確率で客を満足させています。よってメインが8メンタッグにおいても多少は落ちますが、客で埋まってます。ここにDDTの後楽園は多分面白いというイメージが作り上げられていると思えます。


 たった一回でもいいから客が埋まらなくても、爆発的に面白い大会があれば次回からじわりじわりと集客があがるのではないでしょうか。もうカードで客がうまる時代は終わったのかもしれません。カードよりも”信頼””雰囲気””イメージ”なのではないでしょうか。

 
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力皇の問題点を考え様

三沢も突破、力皇時代だ/ノア
<ノア:東京大会>◇18日◇日本武道館◇1万6500人
 力皇時代の到来だ。GHCヘビー級王者の力皇猛(32)が、同王座V3を達成した。メーンで挑戦者三沢光晴と対戦。序盤は防戦一方だったが、エルボー連発には張り手、ラリアットで応戦。22分10秒、4発目の得意の無双がさく裂。難敵を下して、新時代の扉を、自らの手でこじ開けた。次の挑戦者には、この日突然爆発した田上明が急浮上した。

 久々の更新です。この日は愛知万博にいっていて見に行けませんでした。テレビ観戦の感想になりますが、今回もよい反応は得れなかったかもしれません。大森隆男的泥沼に嵌ってしまったような感想。


 ここまで失態を繰り返すと、客のイメージが固定化されてしまって力皇へ求められる試合内容が、より高くなってしまう可能性があると思いますよ。(一寸動けば騒がれる田上とは真逆の茨の道に雪崩てしまってますね)


 NOAHファンはラリーを求める傾向が強いと思うんですが、力皇はラリアットで寸断しちゃう。これっていちじきのスティーブ・ウィリアムスのグーパンのようであり、客の求めるリズムとのズレが今回も如実に表れてしまったように思えますね。他にも雪崩ウラカンのスポットを一回しくじったりミスもありました。


 脱四天王はNOAHにとって大事な事です。しかし観客の面白い!と思う”ツボ”っは四天王プロレスのところで留まってしまっているのではないでしょうか。力皇が非四天王プロレスをする最中小橋健太VS佐々木健介三沢光晴VS川田利明戦で忘却させなければならない、四天王プロレスをやって観客のツボを再固定化させてしまうというアンビバレスな事をやってしまうのであれば、いつまでたっても力皇の試合が盛りあがって大団円なんて事にはなり難いのではないでしょうか。
 

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藤田の怪我を活かす方法

欠場藤田に蝶野「王座譲れ」/新日本(日刊)
<新日本:埼玉大会>◇9日◇秩父市民体育館◇1200人

 新日本の蝶野正洋(41)がIWGPヘビー級王者藤田和之(34=猪木事務所)に王座譲渡を要求した。藤田は右太ももの筋肉断裂などで前日8日の宇都宮大会から今シリーズを欠場。10月8日の東京ドーム大会出場にも暗雲が漂う。この状況に蝶野は「G1覇者のオレが王者を務める」と、藤田に対して王座譲渡とドーム大会欠場を迫った。

 寧ろ藤田の場合怪我をして動けない方が色々な物語性を加える事が出来て、真面目に試合をされるよりかは面白い展開が期待出来るんじゃないでしょうか。


 下手なので動けないのと怪我なので動けないのとでは、観客に与える印象も変ってくるでしょう。もしかしたら同情票のような声援が飛ぶかもしれません。


 どうせならばアルティメットロワイヤルにして、漁夫の利的に藤田に勝たせてしまうというスポットを練りこむのも面白いかもしれません。どう手負いの藤田が勝つようなスポットが繰り出されるのか?という意味で試合を楽しめると思います。


 ただ小島聡VS天山広吉のアクシデントを上手くまわせなかった今の新日本プロレスに、このアクシデントは少々難問なのかもしれません。愚直に正攻法で普通に藤田に試合をさせちゃう可能性もありえます。何の為のプロレスなのだろうか……と思わせるような。

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