天山、スパッツの呪縛

曙が全戦タッグで登場、全日本カード決定(日刊)
 全日本プロレスに電撃参戦を決めた曙(36)が、いきなり嵐、ジャマールら巨漢レスラーと激突する。全日本が12日、曙太郎参戦に伴って次期シリーズの対戦カード一部変更を発表。曙は全戦タッグで登場し、21日の後楽園大会で大相撲元十両2枚目の嵐との元関取対決で全日本マットにデビューする。11度の幕内優勝を誇る横綱がプロレスでも力の差を見せられるか注目だ。24日の岩手大会では150キロの大型外国人ジャマールと対決。220キロの曙との合計370キロの肉と肉のぶつかり合いが実現する。以後ブードゥーマーダーズとは4度、3冠王小島聡との対戦も用意され、5年ぶりの巡業は激戦続きとなった。週明けにも合同練習に参加し「武藤部屋」へ正式入門する。

 曙太郎にとって全日本は適材適所なのではないでしょうか。同じ出来ないにしてもK-1アーネスト・ホーストに勝っていて、幻想に包まれていたボブ・サップなら中西学戦のように、相手が徹底してセールして試合を造る事が出来たわけですが……。K-1で弱さを曝け出してしまって今更強さを全面に押し出す事もできない曙にとって、強さという価値観から”ずれた”今の武藤全日本はもしかしたら最適の場所なのではないでしょうか。

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天山、G1初の3連覇へ永田戦に集中(日刊)
 新日本の天山広吉(34)が12日、G1史上初の3連覇を誓った。真夏の祭典G1クライマックスは今日13日、東京・両国国技館大会でリーグ戦最終日を迎える。天山は1年5カ月ぶりに永田と対戦する。藤田、中邑の2人が決勝トーナメント進出を決めたBブロックとは対照的に、Aブロックは天山を含め、4人にチャンスが残る。3連覇のため、先月IWGP王座を奪われた藤田にリベンジを果たすためにも、決勝トーナメント進出は譲れない。まずはかつての盟友・永田撃破に集中する。

 ここで札幌の御返しで優勝……前人未到の3連覇……なんて事も在り?思うに天山がエースとして中々認知されないのは、そのコスチュームやギミックも所為だと思います。だからG12連覇しようがIWGPを奪取しようが、オーバーできないのではないでしょうか。即ち、プロレスファンの抱くエース像のアーキータイプと天山の姿格好というのは掛け離れ過ぎて、どう考えても中堅クラスの選手にしか見えないのではないでしょうか?

 これと同じくレガースというのも中堅クラス記号として深く根づいてしまっているんじゃないでしょうか?UWFは別として、新日本、全日本等のメジャー団体で過去レガースを嵌めたエースがいたかといえば……(川田利明は純粋なレガース使いじゃないですしね)。