山師の新たなる挑戦

プロレスの可能性を切り開くか?
『大仁田が新プロレスイベントを発表』(日刊)元プロレスラーの大仁田厚参議院議員(47)が2日、新たなプロレスイベントを立ち上げることを発表した。他競技のスポーツ経験者、芸能人、政治家にも門戸を開き、テレビ局とタイアップしたイベントになる。プロレス好きで有名なタッキーこと滝沢秀明、マッチョで有名な草野仁キャスターらがレスラー候補に挙がる。大仁田は「前田日明がプロレス復興すると言ってたが、何も役に立ってない」と自らが盛り上げ役になることを宣言していた。

 これって前に日本テレビで放映されていたインパルスのプロレス番組を本格的にやるようなもんなんでしょうか?。にしても過去ひょうきんプロレスやめちゃ日本女子がプロレス人気に繋がったかといえば無関係だったと思う。プロレスの可能性を切り開きそうだけど、方法論として敷居を滅茶苦茶下げる事によって生じる可能性の広がりというのは、長い目で見た場合それが効果として現れるのかは甚だ疑問です。……とは朝書いてみたけど、お笑いの1ジャンルとしての可能性とその中心って柄谷行人風(笑)とポジティブに考える事も出来るなとふと思ったりもしました。
 
最近急降下中のブログランキングはこちらをチェック


ブレーキの壊れた養豚車
『曙がムタ戦「暴れる」宣言』(日刊)K−1休養を宣言した曙太郎(36)がプロレスで大みそかDynamite!!の出場権を勝ち取る。2日、家族とともにハワイから帰国。明日4日のWRESTLE−1 GP開幕戦(両国国技館)に備え、調整に入った。「ハワイのうっぷんはムタ戦で晴らす。今はじっとしているよりも暴れたい」とグレート・ムタ戦に向けて気持ちを高揚させた。同GP王座獲得への意識も強くある。「優勝してDynamite!!の出場権が欲しい。頑張らなきゃ」。同GP用にトップロープから浴びせるヨコヅナズ・フライングドロップも考案するなど意欲満々だった。

 W-1の真価はこの一戦やボブ・サップVSジャイアント・バーナード戦における、プロレスが出来ない側の扱いによってそれが新日本や旧W-1と同種なのか、それともそれを超克したものなのかがわかるでしょう。出来ない側に迎合する形で質を落せば新日本プロレスと変らない。それとも試合内容意外の何物かの部分によって違う価値を提供するのか。まあ上井さんプロレスなので過剰な期待は出来ないけども、新日本という”失敗例”が活かされれば、新日本の零落にも多少の意味が見出せるのではないでしょうか。


危険な再生
「オレが新日本を再生してやる」(日刊)。新日本のG1クライマックス(8月4日開幕、福岡国際センター)へ電撃参戦する川田利明(41=フリー)が2日、初戦からの大暴れを約束した。「新日本はG1が唯一の可能性」と言い切り、ハードスケジュールの勢いをそのままに熱気をもたらす戦いを見せる。フリー戦士となってようやく出場が実現した真夏のシングル最強決定戦を、デンジャラスKが丸のみする。

 外敵外敵と外敵ばかり誘致している間に外と内の区別が曖昧になってしまった感があるんですけど、川田は数少ない外敵らしい良い意味での異質感のあるレスラーなんじゃないでしょうか。少なくとも鈴木みのる程親和性は無いです。