意味のある負け

健介逆水平で一蹴/ゼロワンMAX
<ゼロワンMAX:東京大会>◇29日◇後楽園ホール◇1500人

 火祭り初参戦の佐々木健介が、重い逆水平チョップで横井宏考を一蹴した。生きのいい若手の存在に「最初は友情で上がったが、やっぱりオレが望んでいるのは熱い戦いだ。面白いんじゃない」と興奮気味に話した。試合中には橋本さんの得意技DDTやフライングニールキックを見せた。「オレなりのメッセージ。(橋本真也さんも)暗い顔をしたライバルは見たくないだろ」と笑顔で話した。

 はぁ〜と思わず唸ったプロレス頭があるなあという負け方!まあ横井自身が考えたとは思えないけれども、今年もっともインパクトを残したともいえる、小橋建太と気が狂ったと思えるような水平合戦を利用しない手はなんだけど、こういう流用のし方があったか……。こんな有意義且つ知的な負け方はここ最近ないんじゃないだろうか?
 

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永田、川田にキック勝負提案(報知)
 G1クライマックス(8月4日、福岡国際センターで開幕)に出場する永田裕志(37)=チーム・ジャパン=が29日、電撃参戦が決まった川田利明(41)=フリー=に、キック勝負を提案した。

 お互いにキックを得意とする永田と川田は、8月8日の横浜大会でシングル初対決する。永田は、18日のノア・東京ドーム大会での川田・三沢光晴戦をビデオでチェック済み。川田の技の中ではジャンピング・ハイキックを警戒しているが「あのキックはきつそうだ。ただ、おれの顔に思い切りぶち込む勇気があるなら、どうぞやってください。上には上がいることを教える」と蹴り技は自分の方が上だと主張した。

 総合が隆盛を極め、アメリカにおいてもWWEが勢いでUFCに押されている今日、如何にプロレスにおいて蹴りを見せれるのでしょうか?

 予想出来る展開としては長井満也戦のようなローキック合戦なんだけども、それだとNOAHドームのセミパラフレーズで芸が無いと思う。

 大谷晋二郎が凄いのは、息つまり気味だったプロレスにおける蹴りに顔面ウォッシュという新しい表現方法を取り入れた所にあると思います。即ち総合じゃ有り得ないような蹴りの表現が求められるでしょう。としたら私は川田の串刺し蹴りというのはプロレス独自性が活きている蹴りであり、この方向で試合を膨らませていった方が良いと思います。

真壁が藤田に流血戦を予告(日刊)
 G1クライマックス史上初のデスマッチだ。新日本の真壁刀義(32)が29日、IWGPヘビー級王者藤田和之に流血戦を予告した。同期でもある藤田とは勝負の中盤戦の8月8日、横浜文化体育館で対戦。新日本所属選手をさげすみ、全勝を宣言する同期には怒りを抑えられない。「あいつの知らない戦いをする。鎖、いす、棒、鉄柱。何でも使えるのがプロレスなんだ」と息巻いた。17年前の同日、同会場で猪木と藤波が60分間フルタイムの死闘を演じた。「横浜ではじけますよ」と地元神奈川での大金星を誓っていた。

 藤田が流血したら見たいと思うんだけど(やれば通過儀礼通った藤田がマニア層に認められそうなんだけどね)、多分真壁が膝辺りで血をながさられる事になるんでしょう。

 


○ブログ内目次

主なイベントの試合カードや試合結果がわかるように直リンを張っておきます。アレどうだったっけ?という時にお役立てください。


▽ 2005年7月6日 HERO'S 2試合結果
http://d.hatena.ne.jp/paris00/20050706

▽ 2005年7月13 ハッスル10
http://d.hatena.ne.jp/paris00/20050713

▽ 2005年7月15 ハッスル11
http://d.hatena.ne.jp/paris00/20050715

▽ 2005年7月18日 NOAH東京ドーム
http://d.hatena.ne.jp/paris00/20050718