こんなメステリを読みました
法月綸太郎『ふたたび赤い悪夢』
アクロバティックなトリック!、稠密な論理的解決!後者の要素はあるけど、どちらかといえば探偵とは何か?探偵の存在論、有意義性を自己言及的に事件を通して問うていく作品だ。随所にエラリー・クイーンが引用され、最後の柄谷行人の『探求Ⅱ』におけるスピノザ、フロイトの理論から探偵を解きほぐしていく部分はかなり楽しめて読めた。探偵が事件のコミットしてしまう事でどんな反応がおきてしまうのか?これを読むと『犯人はお前だ!』と指摘する名探偵の行動が無邪気なアドレッサンスな若々しい行動に見えてしまう。
○ブログ内目次
主なイベントの試合カードや試合結果がわかるように直リンを張っておきます。アレどうだったっけ?という時にお役立てください。
▽ 2005年7月6日 HERO'S 2試合結果
http://d.hatena.ne.jp/paris00/20050706
▽ 2005年7月13 ハッスル10
http://d.hatena.ne.jp/paris00/20050713
▽ 2005年7月15 ハッスル11
http://d.hatena.ne.jp/paris00/20050715
▽ 2005年7月18日 NOAH東京ドーム
http://d.hatena.ne.jp/paris00/20050718