イメージと身体

亀田、馬乗り左ストレート

 「浪速の闘拳」亀田興毅(18=協栄)が総合格闘技に転向する? 2日に東京・新宿区の協栄ジムで行われた元日本フライ級ランカー臼井知史(33=ヨネクラ)とのスパーリング。亀田は最終の5回に臼井に足を引っかけられ、一緒にリングに倒れた。激怒してそのままマウントを奪うと、強烈な左ストレートを顔面に1発。父の史郎トレーナーに制止されて終わったが、ジム内には緊張した空気が張りつめた。

http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-050603-0005.html


 プロレス的な視線でみるとギミックとその人自身が全然歩調があっていないように思える。鈴木みのる的過剰さというか。辰吉丈一郎を標榜しているのは間違い無いのだと思うが、あまりにもドラスティックに急激にそれに近づこうとしている為に致命的な”不自然さ”がまとわりついて、実際にはファンに届いてはいないのだと思う。プロレスにたとえたら、辰吉が前田日明で亀田が柴田勝頼といった所だろう。


G1クライマックス他団体にも門戸

 強いレスラー求む!! 新日本は1日、真夏の祭典G1クライマックスの日程を発表した。出場選手枠は16人で団体内の選手が中心となるが、サイモン・ケリー猪木新社長(31)は他団体のエース級の選手にも出場を呼び掛けた。アントニオ猪木が義父の新社長だけに「誰の挑戦でも受ける」という猪木イズムを、初の公募制という形でさっそく実践。新体制で最初のビッグイベントで、最強レスラーを決める。

http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-050602-0007.html


 昔UWFインターナショナルが同様の事をやっていたが・・・・・・それは招待状を出しても間違いなくこないだろという人だけに送る一種のパフォーマンスであったが、この場合券をさばける人ならば誰でも受けいてしまいそうな勢いがある。ただ、他団体の大物が参戦したら、それだけで星の調整に奔走させられ、露骨なバーター取引等で試合内容の低下につながる恐れがあるかもしれない。G1は兎に角試合内容は良いというだけでブランド力を保っているのだから、わざわざ内部から揺さぶりをかけてしまう必要はないと私は思う。


川田、インリン様のM字決着要求を拒否

 「ハッスルK」川田利明(41)が1日、インリン様の要求するM字ビターン!マッチを完全拒否した。都内で会見し、インリン様から手紙で「汗臭いあなたと肌を合わせるのは絶対にイヤ!! M字ビターンで決着をつけてあげるわ。石狩とのバカ師弟を連破してあ・げ・る」と挑発され激怒。「長い間プロレスをやってきたが、これほどバカにされたことはない。リング上でできるのはプロレスだけ。1度も開けたことのない引き出しを開けて、自分のプロレスの幅を見せてあげてもいい」と応戦した。ハッスル10(7月13日、福岡)ハッスル11(同15日、大阪)での決着戦を望んでいるが、早くも戦いが始まった。

http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-050602-0005.html


 天龍源一郎は2000年全日本復帰を後楽園ホールで宣言した日、ディファ有明神取忍とシングルをやったが、川田も同じ道を歩むとは思わなかった。まあ、女性ともプロレスができなければ高額所得者になれないのだからがんばってほしいところ。このダルダルな時代に必要なのは上手さよりも懐の深さなのだろうか?





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