プロレスター誕生

 準決勝
 ○日高、藤田(11分29秒 ショーン・キャプチャー)●エンペラー、シーサー

 兎に角シーサーが駄目。エンペラーが負けたけどシーサーがジョブしていれば私の溜飲も下がったのに(駄目で悪いプロレスファン丸出しな意見だね)


準決勝
 ○丸藤、KENTA(19分12秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチ)ハヤシ、●スパンキー

 全日本プロレスvsNOAHを強調し、時には三沢光晴vs武藤敬司の絡みを思わせるスポットでアクセントをつけていたが、対抗戦的な盛り上がりにはいたらず。まあインタビューではハッスルシャツ着ていたし、みちのくだし・・・・・・。スパンキーの動きに難があったが、やり遂げたという感じ。悲壮感と脆弱感漂わせたらスパンキーの右に出るものは志賀健太郎ぐらいしかいないというぐらいの最後のぐったり感はよかった。

 
 トーナメント決勝
丸藤正道、○KENTA(35分24秒 ブサイクへの膝蹴り→片)日高郁人、●藤田ミノル


 ZERO-ONEMAX(notプリキュア)主催で日本テレビが放映っちゃあ順当な組み合わせ。試合は藤田とKENTAに焦点が絞られて丸藤と日高はお目付け役的な位置に鎮座していたと思う。個人的には超技巧派たる二人の絡みを期待していたんだけども少なめに抑えられて試合のカラーの事などがありケンタと藤田に活躍の場を提供したような感じ。丸藤は飛び技を封印したらしいけれども、それでも客を魅了できる多くのムーヴをもっている事に改めて驚かされる。少なくとも丸藤は技術的に身体的に丁度ピークとして合致している時期なのだと思う。最後はKENTAと藤田の攻防に和田恭平おとくいの2・9999叩きが相まって、盛り上がり演出して、トーナメントの終わりにふさわしい最後をつくれたと思う。


 テレビをみて思ったのだが、今k-1MAXが巨人戦をしのぐ視聴率を稼ぎ出す優良なコンテンツになっている現状をみると、プロレスにおいてもジュニアが人気復興の鍵になりえるのではないだろうか?と思ってくる。ディファカップを見るとk-1maxと結構共通点があると思う。1若い選手ばかり 2体が引き締まっていてビジュアル面でヘビーよりも良い 3女性ファンが多い。試合を除けば結構共通点が多い。ただし、k-1にあってプロレスにないもの。それは魔裟斗的中心選手の不在だろう。丸藤がもう少しルックス的に良ければ間違いなく魔裟斗的なポジションにおいて日本テレビが協力すればプロレスの人気復興の可能性が見えてくるとは思うのだが。となるとKENTAの成長に期待となるが丸藤という天才レスラーがいては魔裟斗的な断トツにスター選手にはなれないだろう。 
 
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