オールスターウォーズ

 スーパードリームタッグマッチ(60分1本勝負)
三沢光晴藤波辰爾 14分49秒グラウンドコブラ 獣神サンダー・ライガー×蝶野正洋

先々週放映されたワープロから取りあえず日本一遅い東京ドーム感想。当初はメインにすえられていたが、試合的に考えてセミで良かった試合だと思う。カラー的には一昨年一月辺りにやったNOAHの武道館大会における、三沢光晴蝶野正洋VS小橋健太・田上明のような感じで、彼らの一挙手一投足に酔うというような感じ。これはある意味プロレスの特殊性を帯びた試合で、K-1やPRIDEには出せない風味だと思う。まあこればっかりでも困るわけだが・・・。まあ、藤波の体調を考えたらこれが一番ベターだったのかもしれない。三沢がサーヴィスしてジャンボ鶴田を模倣するような動きがあれば更に良かったとは思うけれども。


 
小橋建太 ×本田多聞 VS 丸藤正道 ○鈴木みのる

 NOAH中継より恐らくディファ有明の試合。既に小橋とすずきの絡み合いに新鮮味がなく、多聞が膝が悪すぎて全然みのるとグラウンドができない為に、試合の力点は普段では見れない多聞の頑張りになっていた。みのるとグラウンドができればもう少し厚みができたのだろうがしかしそこは聖地ディファ。多聞がちょっと頑張るだけで凄く沸く。ここにおいてあの普段の温い前座が活きてくる。普段から温すぎるともいえる前座でいわば中堅選手に体たらくという印象を刷り込んでいるのだ。その印象が強い分ちょっとでも頑張るとその差異が働いて客は多いに沸くのだ。恐るべしNOAHの前座システム。


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