DDT観戦期2

 ▼第三試合 30分一本勝負
KUDO飯伏幸太 vs 泉州力、柿本大地●
8:11 片エビ固め
※ダイビングダブルニードロップ


 丁度前日のBS2で『ドラゴンへの道』(恐らくだけどノラ・ミャオの目はヤオだと思う)を見ていたのでkudoの入場は個人的にはタイムリー(笑)飯伏は背はまあまああるし、体も引き締まっていて身体能力もあり将来のDDTエース候補生という感じ。泉州は翌日に興行がある筈なのだが試合では目立たず。最後はマイクで(というかすっかりDDTのラッシャー木村と化していた)長州力らしさを出していたけれども最近ますます維新軍時代のまだやせていた頃の長州に激似になってきたと思う。
 

▼第四試合 ヘビトラ・コントラ・ホモトラ キャプテンフォールマッチ 45分一本勝負
ポイズン澤田JULIE(C)、ジャイアント、猪俣潤 with 地獄の墓掘り人形ヨシヒコ
vs
男色ディーノ(C)○、猪熊裕介、マッスル坂井 with チェリー
10:9 漢固め
※血清口移しからの男色ドライバー
 この結果によりポイズンが蛇人間から真人間となる。

 ヨシヒコさん(南極二号)はCROWNでやっている透明人間ミステロンのパラフレーズといった感じだろう。初めてみたけれど、あまり活かされておらず試合のアクセントには役立ってなかったように思える。というよりもアングルに試合内容がついていけてない。真人間に戻ったポイズンが挨拶でユニオンネタを言ったのは大笑いしたけれども。

▼第五試合 KO-Dタッグ選手権トリプルスレッドタッグマッチ 無制限一本勝負
橋本友彦、●守部宣孝(第18代王者組)
vs
諸橋晴也○、タノムサク鳥羽(挑戦者組)
vs
マッチョ・パンプ、神咲翔(挑戦者組)
13:26 片エビ固め
※クォーラル・ドライバー
 諸橋、鳥羽組が第19代王者となる


 インディーでは傷をつけることなく勝負を決する事ができる3WAYが珍重されるけれども、しかしそれを単なる代用品としてたいらくさせてしまっては終わりだろう。DDTでは代用品ではなく、さまざまなアクセントをつけつつひとつの売りにしようという感じは受け取れるのだけれども、今回の試合はマッチョ組が足を引っ張ってしまったという印象が強い。とくに神咲の駄目さは特筆もので彼のニーをみると宮本和志がデビュー仕立ての頃天龍源一郎あたりに凄く躊躇しながらエルボーを打ち込んでいたのを思い起こさせる。試合は諸橋がFECの陥穽に耐え、4人から攻撃を加えられつつも相打ちを契機に逆転勝ちというわかりやすい展開だったが、あれだけ血流してがんばっていたので納得出来、説得力も生まれていた。

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