DDT観戦期

 インディーネタだと全然ランキングに影響しないのね・・・・・・といいつつも今回はDDTの観戦期を書くつもり。GWだというのにプロレス三昧なんだけれども、家ではBS2でブルース・リー特集をやっていたので、中学生以来の鑑賞を楽しんだ。放映されたのは三本なのだが、やはりいろいろな意味で楽しめたのは『死亡遊戯』だ。逞しい商魂とあくなり山師魂。リーが生前とっておいた映像とニュース映像元に一本の映画を作ってしまう強引さは素晴しい!。ああけど発見だったのはリーと偽リーとの格闘シーンの差異。リーといえば殴って蹴ってのイメージが強すぎてか、偽はそれを繰り返し行なうだけの単調なものに比べ、リーは相手の体格やシチュエーションに合わせて打撃、投げ、関節及び閉め技まで使いヴァリエーションがある。みていて飽きないというよりもわかりやすい映画向きのアクションと有用性の狭間を綱渡りしているブルース・リーの深い格闘シーンへの拘りが見えてくるようである。ストーリー的にはリーの死をバールストン・ギャンビットとして展開させてるんだけれども、最後金子信雄というかミッシェル・フーコー似のじーさんを突き落として唐突に終わるってのは余韻も糞もなく大爆笑してしまった。


▼オープニングマッチ MIKAMI復帰戦 15分一本勝負
TAKAみちのく vs MIKAMI ●
10:42 ジャスト・フェイスロック

 GWとはいえ文句なしの超満員でしかも札止め。今の新日本プロレスが見たら羨ましい光景なのではないだろうか?というかまじめな話、後楽園をあそこまで埋めれるのだろうか?とも考えてしまう。

 試合は序盤動きのあるグラウンドからじょじょに投げ技の攻防に以降するというプロレスの前座とはこういうものだ!という感じの教科書的な試合。DDTのカラーからすると意外性があるが、こういう事をできるのもDDTの懐の深さというか、単なるお笑い団体ではなく支持される要因なのではないだろうか。


▼第二試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権トリプルスレッド 無制限一本勝負
健心(第173代王者) vs ランジェリー武藤● vs 三和太○
5:9 片エビ固め
コロニー落とし
 健心が何度目かの防衛に失敗、太が第174代王者となる。

 健心は勿論佐々木健介ランジェリー武藤は察しのとおり武藤敬司、三和太は橋本真也のコスプレで登場。平成新日本3WAYダンスといった感じで、元ネタレスラーをディフォルメした姿に観客は笑っていた。なんだかんだいっても新日本みていないくても、パロディーをしてわかってもらえるのが新日本プロレスのレスラーの凄さという所か。というかこんな形とはいえSAWA(Not SUWA)後楽園初登場か・・・・・・。 

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