全日本プロレス4.10観戦記3

 第5試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負
小島聡 VS 近藤修司

 個人的には全然こないのだが、第一線に立っているレスラーのなかで観客を沸かす事ができる数少ないレスラーだというのは認めざるえない。前回見に行ったジャマールとのシングルにしても少なくとも、後楽園の客層にはぴったりと嵌るみたいだ。

 脆弱性を売りにしたエースといえばFMWハヤブサを思い出すが、小島は体系的にがっちりとしておりあまりひょろいイメージは湧き上がらない。しかし試合自体は数少ない観戦経験から察するに小島の試合が盛り上がる要因は間違いなく、”もしかしたら負けるかもしれない”という事をうまく喚起させる事ができるからだと思う。たとえそれが自分よりも小さい近藤であってもジャマール戦同様客を不安感をあおる事ができるというのはもはや、熟練された芸といってもいいだろう。私自身小島が勝とうが負けようがどうでもいいので琴線には引っかからないのだが、大概のファンはこれでいちころなのだろう。


第6試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負
佐々木健介 VS ジャイアント・パーナード

 日米に置ける価値観の差からいらに軋轢が生じ消化不良な試合になるのではないかと危惧したが、内容はわかりやすくバーナードがいい動きを見せてくれて、尚且つ序盤から飛ばしそのままの勢いを保ったまま完走したのでよどみがなく面白い試合だったと思う。


 
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