トラよ、トラよ!

 今週刊モーニングで連載している『ドラゴン桜』(三田紀房)が面白い。たとえたら受験にウエイトを置いた『GTO』(藤沢とおる)って感じなんだけど、毎回一般で思われている逆説的な方法で落ちこぼれ二人が学力UPしていくところが・・・こんなの本当にやくたつんすか?みたいなちょっと『破壊王ノリタカ』(刃森尊 村田ひでお)的がいい味になっている。でも思ったんだけどもし学歴漫画だし、『サンデー毎日』に掲載できたらもっと反応があったんじゃないかと思う。けどまああの雑誌を読んでいる層は落ちこぼれの立身出世というのは唾棄すべき物語形式なのかな?。

 ヌオッホン!所でワープロの感想を書く!とフェル博士風に始めたいが、なんか来月からワープロが毎週じゃなくなるかもしれないので、このワープロコーナーも断続的になるかもしれない。というわけでもし都内の大会で余った新日本のチケットがあったらこっそりを分けて欲しいのじゃ(笑)  

 長州力VS西村修は確かに西村が通常とは違う井出達で登場したり、ファイトスタイルを変えたりと記号レベルではしっかりと差異が作られてて、演出的にはもうしないのだが、楽しめなかった。多分これはこちらのせいなので西村は悪くない。しかし鉄面皮というかあまりやる気の内長州がサソリをはずさないで終わるのはというのは、どっちも傷つけたくないという大人の事情がわかっていてももうちょっと面白い終わり方があったのではないか?と思いたくなる一戦だった。

IWGPジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
タイガーマスク(王者) 16分7秒 猛虎原爆固め 獣神サンダー・ライガー×

 高岩竜一VS金丸義信のような”キスキスとバンバン”じゃなくって”ゴツゴツ(エルボー合戦)ガンガン(頭から落とす投げ技)だけでできたような試合にしなかっただけでも彼らの創意工夫、置かれた立場を考えたレスリングをしているなあと感じられた。まあライガーがついていけないからというのもあるだろうが、緩急の無い平坦な試合に陥らなかったのはライガーのおかげだと思いたい。

佐々木健介 棚橋弘至 中邑真輔 永田裕志 VS 鈴木みのる 長井満也 中西 学 蝶野正洋 等のシングル戦は萩原流れず・・・地方興行を支えるメインアングルなのにね・・・。君等全員がブラックホールに吸い込まれてるやんかあ!




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