総統!歩けます!

 ランキングを上げる溜めにはK-1の事に触れればなりません。という事で昨日の角田信朗 VS曙太郎戦を観て一言・・・グッジョブ!角田!(ダブルミーニング

 所で昨日ブックオフに行って『美味しんぼ』の初期の巻等を読んできた。読んで思ったのはあの漫画で一番人間的成長を遂げたのは、山岡士郎でも栗田ゆうこでもなく・・・誰あろう海原雄山ではなかったのではないかと。いくら究極のメニューVS至高の料理の為とはいえ、あまりにも無理のある人格改造。その中でも一番驚いたのは他国の料理文化を踏みにじるエピソードだ(代わりの山葵醤油を提案する回)今では考えられないバンダリズムっぷりだ(笑)


 さて、プロレスの話題なのだが、週刊ファイトを立ち読みしていて面白い記事、というよりも質問コーナーの応答があった。なんでもレッスルエイドで担架から挨拶していた剛竜馬の歩いている所を目撃したという読者がなぜ歩けるのに欠場したのだという趣旨の質問を編集部に寄せていたのだ。勿論ファイトも一つ前のパラダイムに則したメディアなのでファンタジーな答えで納得させようとしていたが、これはどう考えてもおかしい。普通ならばこんなビンボールのような質問は当然没にされるはずだからだ。

 しかし私は考えた。多分これは無手勝流にアングル主導プロレスに走る全団体への歪曲した警告なのではないだろうかと。アングルを駆使するのはかまわないが、どこにプロレスファンの視線が注ぎこまれているかわからないのだから、やるなら徹頭徹尾やれという伝える為にあえてその質問を採用したのだと思う。換言するば、プロ意識が欠落したレスラーのファンの目という監視、いうなればパノプティコンを刷り込みたかったのではないかと深読みしてみるのだが、果たして真意はいかに・・・。
前田日明プロレス復帰の詳細は他の人気ブログで