だまねぎの下のゲットー

 最近パソコンの調子が悪く、ネットカフェからの更新なので中途半端に終わってしまった。所で最近ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』を観た。自身ヒッチコックは5作品程度しか見ていないのだが、一番面白いサスペンス作品だと思う。『鳥』に比べたら何も考えずに見れる所がいい!。いや皮肉ではない。ケリー・グラントも頑張っているし、ヒッチコックを初めてみるって方は是非ともお勧めの作品なのだ。そんなこんなで続きを書く。

第3試合 30分1本勝負
小川良成 田上明 ×潮崎豪 15分35秒 片エビ固め バイソン・スミス ザ・グラジエーター エース・スティール○


 グラジのオーラの剥がれぶりは、『ドラゴンボール』の天津飯や『機動戦士ガンダム』のドムにも匹敵すると思う。いや、それ以上に田上のユーモラス過ぎるレスリングに目を奪われてしまった。存在自体が奇跡的。何故か試合の90%以上エースとしか絡まないという”謎かけ”もしているのだから侮れない(妄想)。それとは対象的な小川にオートマチックなプロレスというのも面白い。オリジナルな自分を表彰する動きを表面的に見せ合う。これこそ前座の基本というのを見せ付けられた。


▽第4試合 30分1本勝負
スコーピオ ダグ・ウイリアムス 17分20秒 片エビ固め 斎藤彰俊 井上雅央×

 これがタッグチャンピオンなのか?というオーラの無さ。『Zガンダム』における物語後半のジェリド・メサ級だ!。まあ、ブリティッシュ・ブルドックスを真似たツープラトンはよかったけれども。それにしてもこんな試合でもしっかりと仕事をする井上はすばらしい。多分やらされているだけかもしれないが。井上のセールの上手さ、そして度を越した過剰さは言を俟たないが、それでも技を食らい倒れ片足を長時間突き上げる。まるで横溝正史犬神家の一族』の有名な沼地での死体を思わせる格好だ。確かにに無様だが相まってそれが相手の強さを表現している事になる。まあしかしそんな井上に助けられている王者だが同行した観戦者曰く、ウイリアムスに付きまとうあのパンチ等の技術的な怪しさは、昔新日本プロレスに来日していた、ムッシュランボーだと言っていたのが印象に残った。


前田日明プロレス復帰の詳細は他の人気ブログで