絶対不動黙示録

 乾くるみクラスの作家でさえ・・・「リピート」や「イニシエーション・ラブ」二冊を出しても年収がやっと7桁にいった(2005本格ミステリより)と喜んでいるだなんて!そういえば今読んでいる有栖川有栖の「海のある奈良に死す」にもこれが専業作家になってからの作品だ、なんて事を書いていた。まあ、普通なら他人事だと思うが、ミステリの99%を図書館から借りている私からすればちょっと耳の痛い話だ。

 所で三沢光晴VS塩崎豪の7番勝負は字幕スーパーがなければ、それが7番勝負だったのか?というのがわからない程、普通過ぎる試合だった。いくら塩崎が向かっていっても相手がその気がなく、レスポンスがなければどうしようもない。

 小橋建太はファン上がりという視点を使っていたのが効果的だったと思う。憧れだった選手との試合というのはショーン・マイケルズ対クリス・ジェリコを思い出した。ローリングクレイドルなどちょっとパロディー精神溢れるオタク心をくすぐられる場面もあり楽しめた。まあ結果は全敗だが、はっきりいえばNOAHの場合、ベルトを取れなければそれまでの積み重ねというのはなかった事になるシステムなので、そういう部分は全くきにならないだろう。

前田日明プロレス復帰の詳細は他の人気ブログで