歪んだ空間

 あけましておめでとうござます。一応今年もちまちまと更新していきたいと思いますので宜しくおねがいします。

 そんなこんなで2日の全日本は見に行ったが・・・私的には全然楽しめなかった。

 川田利明石狩太一vs.小島聡カズ・ハヤシがメインであったが、小島とカズという部分で致命的に興味を削がれていたのだが、それにもまして試合内容が詰まらなすぎた。いや、やりたい事はわかるのだが理性的にはわかっていても感情には届かなかったというか。

 抽象的過ぎると言っちゃもんつけているだけだと思われるので、技術的な事も書くがはっきりいって石狩のいじめ方が全然面白くなかった。もっと書けばいじめマッチに必要なのは”異様”で”歪”で非日常的なやり取りだと思う。例えばジャンボ鶴田が菊池毅をいじめていた試合などというのは、同じ技でも普段の形からズレた歪な形だった。逆エビが綺麗なCから歪んだ鯱に変化するという変化を見て、そこで菊池に対して何かしらの感情が沸いてきたのだと思う。

 あの試合に関しては小島やカズの攻撃が通常の形に留まった形で進行しており、単に石狩さんがローンバトルしいられているね程度にしか認識できなかった。はっきりいえば出来損ないのイジメマッチである。あれではとてもではないが楽しめたものではない。あれなら天龍と本間のいつしかのタッグマッチの方がよほど彼らの描いた試合に近いものとして成立していたと思う。

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