王者の条件
プロレスカフェを覗いたら、ポレミカルなプロレスファンが蝋燭の上に天使が何人座れるかを真面目に論じたスコラ哲学者よろしく、ヤヲガチ論争が花盛りだったので驚いた。
天山、蝶野、長州の1・4巴戦が決定(日刊)
新日本は13日、1月4日の東京ドーム大会「闘魂祭り〜WRESTLING WORLD 2005〜」で天山広吉(33)蝶野正洋(41)長州力(53)の3人による巴戦を行うと発表した。すでに蝶野−長州が発表されていたが、天山がIWGP王座を奪取した12日の愛知大会で、試合後乱入した蝶野、長州に「おまえら2人でかかってこい。老いぼれには1人で十分。1月4日でもいいぞ」と勇ましく言い放っていた。
揉めたのね?新王者の初仕事は蝶番。カオスへの巴。不確定要素をぶち込み、記号的で慣れないエクスキューズのスポットが眼に浮かぶ……。勝ち負け等ない零の攻防、やってみたら全然残らない、多分格闘バトルロワイヤルを初めとする一連の試合もそんな感じだろう。
こんな大会糞くらえとばかりに、ドームクラスの大会だって今の新日本に自分を供物として奉げるのは御免だと徹底した無意味化に勤しんみシニカルな態度でやけっぱちのスポットなんかを見せてもらえたら一寸面白いかもしれない。
天山IWGP9カ月ぶり奪回/新日(日刊)
<新日本:愛知大会>◇12日◇愛知県体育館◇9000人
天山広吉(33)が、新日本のIWGPヘビー級王座を奪回した。12日の愛知県体育館大会で王者佐々木健介(38=健介オフィス)に挑戦。猛攻に耐え抜いて迎えた31分38秒、月面水爆からの片エビ固めで仕留めた。自らが今年3月に奪われた相手から、過去2度巻いた新日本の至宝を取り戻した。試合後はリング下で見守った元タッグパートナーの全日本小島聡(34)に川田から3冠奪取を厳命。来年のダブルタイトル戦を約束した。
シシュポスな王者、重きなき戴冠。一方で調整役として星を切り売りしているジョバーを引きずって王座を奪取というのは違和感が残り、一方で王者のまた一方でジョバーの天山として二重化を引きおこし混濁としたイメージに辿りつく。そして私としては後者のイメージに前者のイメージが食われてしまっているようにみえる。
多分天山を王者につけるのは多々理由はあると思うが、一番の理由は操作可能性の高さだと思う。しかし今のこの時代を鑑みればそれも”立派”な売りの1つであると思う。
●今日観る予定の番組
■踊る!さんま御殿!!
恋するさんまが猛アタック!元トップアイドルASと(秘)焼き肉デートがついに実現▽新オモチャ登場!あるある探検隊って何?
出演 相田翔子, 田丸麻紀, 出川哲朗, 柳生博,新山千春 荻原次晴 明石家さんま
■伊東家の食卓
超簡単エアコンフィルター(秘)掃除術▽モチを焼く時網につかない▽卵パックの超便利な再利用法
出演 榊原郁恵, 伊東四朗, 五月みどり, 布施博, 三宅健