藤田和之の副業の是非――無あるいは仮死の祭典
闘魂祭り、メーンは藤田・カシンｖｓ中邑・中西（ＣｉｔｒｏｅｎＷｅｂｌｏｇ-プロ格- ）
13日の新日本・大阪ドーム大会「闘魂祭り」の対戦カードが11日、ようやく出そろった。
アントニオ猪木が満を持して発表したのは中西学＆中邑真輔ＶＳ藤田和之＆ケンドー・カシン。
中邑はこの日、東京・世田谷区の新日本道場で行われた合同練習に参加。
棚橋弘至との一騎打ち延期に関しては「ファンに申し訳ないことをした」と自らの責任のように頭を下げた。
藤田に対しては「シングルでやらなきゃ意味がない」という思いがあるが「見に来てくれる人のためにも必死にやるだけ」と気持ちを切り替えた。
猪木は言った。「みんな幸せになればいい」と。
カード構成を見つめるだけでも新日本の弱体化というのが手に取るようにわかる。セミやメインなんかはまるでインディー団体の〇〇プロデュース興行や〇〇祭りみたいな感じで、非常に総花的である。まあインディーはそれでいいのだが、メジャーといわれる団体なのならばもう少しまともなカードで木戸銭を取らないと……。シングルで白黒つけるというのは色々な意味として取れるが、死（レスラーのジョブ）を供物として奉納する事により相手を活性化させれるという意味がシングルには含まれていると思う。勿論全部が全部ではないが、ドームクラスの興行なら既存の図を反転させるぐらいの転回（ブック）が必要なのである。
という意味でも大阪ドームは仮死の祭典なのである。絶対的死なき興行。これでは生き残った人の浮上は無い。アントニオ猪木が一生懸命意味付けを試みているが、こんなカードで中邑のコンセンサスが得れる程ファンはバカではない。しかも相手は藤田で両国以来のバイトであり内容も期待出来ない。
最後にこの最悪な選択をチャーチルっぽくもじって表現すれば、「確かに藤田はありとあらゆる外敵の中で最悪であるが、問題は他の外敵は藤田以上ではないことだ」。新日本の明日は遠い……。
■何かナンシー関っぽくテレビについてのコーナーになりそうな……半端なテレビっ子によるテレビ批評みたいな。
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どれもこれも笑いの金メダル等で観た事あるネタばかり。カタログ的な意味合いはあるけど新鮮味はない。
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