長州VS蝶野

蝶野ブチ上げた!長州と一騎打ち

 新日本11・3両国で長州力(52)とタッグを組む蝶野正洋(41)が29日、長州との一騎打ちをぶちあげた。この日は11・13大阪ドームの蝶野&長州VS永田裕志(36)&西村修(33)が発表されたが、蝶野は長州参戦に不満を訴える本隊に対して「小僧連中にガタガタ言われる筋合いはない」と怒りをあらわに。そして「長州とは共闘という意識はない」と説明してから「大阪ドームは長州とやったっていい」と言い放ち、31日後楽園には「時間があるなら来い」と来場要請までした。


 チケットの伸び悩みからだろうか。両国の流れを無視した形でドームを迎えそうである。しかし考えてみたら単純にビックネームのシングルを当てれば券が売れるだろうという単純且つ即物的な安直感を感じる流れではある。今のこの時点でこのアングルは失敗かもと認めているようなものである。これでは両国も危ゆいと思う。というか焦点がボケ過ぎて客の興味や指向性をまとめあげることさえ困難な状態に陥っているともいえる。ビックマッチを打つのは良いのだが、そのビックマッチのせいで流れがか細く枝分かれして衰滅というパターンが新日本に多いように思う。WWEを模倣するのならば、普段とビックマッチが同じ地平で繋がってなくてはいけない。カードが発表された途端に舌戦が始まるようなインスタントアングルに乗ってくれる上客なんていうのはいても寡少だと思う。


西村 あの男のせいでガンになった(スポニチ

 恨みはらさで、おくべきか…。90年代の長州体制は西村のトラウマとなった。「長州イズムはコテコテの共産主義。私が米国や欧州で積んだ経験、思想、感性を“あの男”は全否定した」。サングラスの奥で怒りの業火が燃え盛っていた。

 “恨み節”は続いた。「これ以上ないストレスだった。98年8月、私ががんになった本当の理由は“あの男”の存在。絶対に許さん!」。西村は拳でドンッと机をたたいて断罪。「長州のラリアート・プロレスは“軍鶏のケンカ”にすぎない。“無我”で全否定し、2度と復帰できない体にする」

 
 当日は長州が赤いパンツでも履いてきて欲しいものだが……。皆が忘れかけていたガンアングルの原因を長州の存在へと牽強付会に繋げてしまうという荒技は面白い。ただガンを持ち出しても観客の長州支持の向きを変えられるかはどうだろうか。アングルという概念が人口に膾炙している現状では折角のガンの持ち出しも純粋なファンからはガンだった事事体への懐疑や軽薄化が促進されガンもネタとして見られるかもしれない。そうなるとアングルの有効性という所で雲行きが怪しくなってくる。


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雑感

何かナンシー関っぽくテレビについてのコーナーになりそうな……半端なテレビっ子によるテレビ批評みたいな。




■「めちゃ×2イケてるッ!」  視聴率の女王太木数子仰天の休日を(秘)大追跡▽ガッツ伝説ウマイム▽恋かま騒ぎ若槻千夏▽矢部すし若手芸人に大御所激怒

出演ナインティナイン岡村隆史矢部浩之極楽とんぼ山本圭壱加藤浩次よゐこ濱口優有野晋哉雛形あきこ 鈴木紗理奈 オアシズ光浦靖子大久保佳代子武田真治


 ついつい観てしまうめちゃイケ。ウマイムのゲストはガッツ石松。ガッツの場を読まないダジャレが面白い。ガッツの面白さはその文脈を無視して突き進む所にあると思う。勿論岡村以下のガッツの洒落をシニカルに浮かせる突っ込みもそれに拍車をかけて面白味出している。

 太木数子は極楽の山本が扮し、一寸前にくりぃむしちゅーがやっていた芸能人の世の流布しているイメージだけで1日を面白おかしくカリカチュアライズしたという感じのコーナー。その中にモンチッチーと卓を囲んでいる時に、おさると呼ぶ所は細木は無責任に命名しちゃったんじゃないか?というのを示唆させるような感じでイロニーに満ちていて面白かった。サウナの猫ヒロシは意外性があって爆笑。

 矢部すしは佐野アナ、安田大サーカス、高田純二、ダウンタウン浜田雅功安田大サーカスは久々だが、マンネリさを自虐的に活かしているのが新しい面として映ったけど、また更にそれを過ぎるとその後が苦しいと思う。見せ場は大御所ともいえる浜田の登場にも泰然自若としているHiroの無礼にフォローという結構ベタな流れ。(って最早これが安田大サーカスの一番の笑いの取り所なんだけどね)是非とも明石家さんま相手にもやってもらいたいのだがその日は来るのだろうか。

 恋のかま騒ぎアンタッチャブルを加え、若槻千夏がゲスト。極楽山本鈴木亜美に告白した話で盛り上がる。山本の身分不相応の行為と途中キレ芸でアクセントを付けて面白い語りとなった。というかテレビでこんな事が堂々と語られる事体、鈴木亜美の芸能界にいるポジションの低さがわかる。坂下千里子の時は名前を出さなかったのに……。

 ラストは太木が本物の占い師にアミーゴとの今後について占ってもらって終了。結局駄目みたいです。まあ当然か。


ジェネジャン!!

「(秘)超金持ちvsホームレス高学歴貧乏もAV女優もテリー伊藤も参戦!!緊急大激論」

テリー伊藤, 梨花, 及川奈央, 関口房雄 ふかわりょう ペトロ三木 司会 堂本光一


 ザッピングしていたら放送していた。ペトロはアジテーターとしての役割を認識し、役割期待に応じアジテートしているのではないか?と勘ぐってみる東大卒なので。こういう討論番組に思う不満はVTRが長過ぎるという所。たけしのTVタックルなんてその典型なんだけど、討論が見たくて観ているのだからもう少し討論パートの尺を長くして欲しい所だ。にしてもペトロはAVの社会悪について及川奈央に追求していたがレイプ等は描写は控えめだがドラマや映画にもありがちなもの。AVだけにその責任性を追及するのは何処か片手落ちのような気がするけども。


機動戦士ガンダムSEED DESTINY
「予兆の砲火」

キャスト 鈴村健一 石田彰 坂本真綾 桑島法子 折笠富美子


 第一話は台風。第三話は新潟中越地震における中断。個人的に第二話はビデオ電源を落されてビデオ録画できずと私的に全然まともに観れてないので、今回だけは!とは思うんだが。拉致された日本人に急展開とかなければいいが……。


完売劇場 「激コント」

出演者 ホーム・チーム(悶絶核弾頭) シャカ(愛欲即身仏劇団ひとり(恐喝万華鏡) 長井秀和(秘宝閣商人) 前田健(妖艶七変化) 佐藤寛子


 何となくワープロが始まる時間に放映されているので見ちゃう番組。最近高山もちょっとしたレギュラー化している。もう少し長くみせて欲しいコントもあるけど、あの短い何十秒だから面白いというのもあり一長一短な構成だ。


■「億万のココロ〜愛しのマネー$伝説」
 ▽死体解剖ビジネス▽勝負!サウジの兄弟富豪!!

ゲスト 波田陽区 長嶋一茂、ピーコ、南野陽子他 司会 笑福亭鶴瓶


 金持ちABや世界バリュ……の変奏曲的な番組だろうか。もうそれをお茶の間でのほほんと観ている時点で半永久的に労働者決定!って感じだよねえ(笑)矢っ張りこれをみればお金持ちへのヒントが沸くかもとかもをあせる番組は強いのだろうか。