スターチャイルド

諏訪間デビュー3戦目で初勝利/全日(日刊)

 全日本の「ジャンボ鶴田2世」諏訪間幸平(27)がデビュー3戦目で初勝利を挙げた。17日の浜松大会でカズ・ハヤシと組んで、本間朋晃、AKIRA組と対戦。原爆固めで本間から3カウントを奪った。11日の後楽園大会で馳浩に敗れジャンボ鶴田輪島大士に続くデビュー戦勝利は逃したが、秋山準(ノア)と並ぶ3戦目で初白星を挙げて大器ぶりをアピールした。


 新人は兎に角負けて苦労を積まなければいけないという風習というか因習で、相当諸団体損をしているような気がするのは私だけだろうか? 因習が因習を作り、新人はとかく負けて負けて負けけなければならないというドクサが生まれ、レスラーに刻みこまれているだろうから、仮に団体がそういうスター選手を育てたい意志があっても調整が難しかったりするのだろう。そういう事を考えると新人が3戦目で勝利というのは曙光のような気がする。これからは才能ある新人が何年も浪費しなくても済むようになればいいが。


永田vs健介は大流血ストップ/新日(日刊)

 IWGP王者佐々木健介永田裕志の遺恨対決はレフェリーストップとなった。開始3分に佐々木が妻北斗晶の木刀で永田の額を割ると、その後は大流血戦に発展。15分すぎに永田が右ハイキックを決めると、健介もラリアットで応酬し、ともにノックアウト状態となって、試合が止められた。担架で運ばれた2人はノーコメント。1月4日東京ドーム大会以来の対決で、遺恨をさらに深めることになった。


 両国の事を考えたら永田ぐらいには普通に勝つと思っていたが違うようだ。というより血が因縁やおどろおどろしさに繋がってないような気がする。まあ出る仕組みを知ったあとではそれも仕方無いか。グレート・カブキのような水芸のような方面で流血を見せてくれれば又違った面白味が出るが。嗚呼流血でわくわくした「あの日に帰りたい」by荒井由実


蝶野が天山に完勝!本隊制圧/新日(日刊)

 黒のカリスマ蝶野正洋(41)が、新日本を完全に制圧した。17日の博多大会、蝶野はランバージャック・チェーン・デスマッチで天山広吉(33)と対戦。両軍のセコンドが入り乱れる無法地帯と化したが、最後は21分14秒、シャイニングケンカキックで完勝した。試合後は「オレがブラック・ニュージャパン」と叫び、CTU軍らとともにリング上を占拠した。またアントニオ猪木(61)が来場し、長州力(52)の参戦に容認発言を行った。


 ドン・フライフレディ・マーキュリーに似ている。先日放映された試合では勘が戻ってなかったのか、借りてきた猫のような感じだった。しかし一番面白いのは中西。アルゼンチンで担いで控え室にテイクアウトする姿は面白過ぎる。半裸でタクシーに乗っている姿も素晴らしいが、控え室に叩きこんですっこんでろ!と一喝する姿は会場にスクリーンが無いのが悔やまれる。というかそういうスポットを組むならスクリーンを用意せよ。

 ニュージャパンといえばタワーリング・インフェルノな炎上というわけで不吉さ漂うネーミングは良い。ただヒールに比べビーの魅力がないのがバランスが悪過ぎると思う。本隊に両国で同情された健介を入れたら良い感じになるのではないだろうか。


ゼロワン星川が頭部強打…意識不明(スポニチ

 ZERO―ONEの星川尚浩(29)が17日、札幌メディアパーク・スピカ大会の試合中に頭部を強打。札幌市内の病院に救急車で運ばれ、約3時間にわたる緊急開頭手術を受けた。「急性硬膜下血腫」と診断され、命は取り留めたものの意識は戻っていない。後遺症としてマヒが残る可能性もあり、引退を余儀なくされそうだ。


 ハヤブサは足を滑らした為だが、星川の場合既に予兆があった分ZERO-ONEへの責任問題の謗りはまのがれないだろう。もしかしたら本人は団体がこんな状態なんだからと無理にでていた可能性もあるが、そうだとしたらそこは01が確りとストップをかけるべきだ。



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雑感

2001年宇宙の旅 監督 スタンリー・キューブリック を観た。兎角晦渋な映画で最後HAL以降の展開はわけがわからないが、毎度のネット検索で意味がわかってきた。ハル以降の展開の解釈はこの解釈が私的にぐっとくる。

木星まで到着できるまでになったら人類が次の段階に進化できるように、
異星人(神)がなん千年も前からモノリスで導いていたのです。
で、そこにたどりついた「ひと」宇宙飛行士ボーマンは巨大なモノリスと出会いスターゲートを通りトリップして、
宇宙人(神)の実験室に入れられました(あの旧式なホテルのような場所です。ちょうど人が虫とかを虫かごで飼って実験するようなものと同じ)
そこでボウマンの肉体は去り次の段階へ進化し、星を見下ろし新時代を迎えます。」

成る程。あとこういう解釈も好きなので血肉化して自分の意見として取りこみたいです。

「新しい生命になった、みたいな。宇宙船が精子木星卵子で、受精のメタファーらしい。」

確かに心なしかあの宇宙船はファロスっぽい形だと思う。宇宙における大いなる性交。進化という言葉に夢と希望を持てた60年代(マクルーハンが出てきたのもこの辺りだったね)。良い時代だったと思います。本当に羨ましいと思う。