健介は和製逆ブレッド・ハートか?

■ 第9試合(60分1本勝負) ■
IWGP ヘビー級選手権試合
佐々木健介   2分29秒 体固め 藤田和之×
 

 最初は藤田の勝ちブックという事で藤田にやる気を起こさせ試合させて、いい感じで盛り上がったところで健介がストラングルホールドなんかをかけて、勝手にギブアップ勝ちさせてしまうと……そうすれば最低限の試合内容を確保出来る。……勿論そんな事したら不味いのだが、そのくらいの事をしてでもメインの試合のクオリティーは確保しようという気概は見せて欲しい所だ。

 多分メジャー団体新日本のビックマッチメインでこれほどレスラーの意志が尊重された試合は恐らく三十年の歴史を考えても無いであろう。というかこんなフィニッシュを考えたのは誰だ!まあ多分これが藤田のプロレス引退試合である事は間違いないのだろう。矢張り格闘家の論理と価値観はプロレスにはマッチしないのである。プロレスがジャンルの鬼っ子だとか稀有な存在といわれる所以がここに如実に露出したわけだ。

 勝敗が決まっているというのは鑑みれば凄い諸刃の剣のようなものだろう。勝敗が決まっている事によって勝利への最短距離を歩むという事に意味がなくなり、煌びやかに過度に格闘運動を装飾出きる。これは格闘技との差異を造り魅力に至る。然し今回はそれの悪い面だけが出てしまったといえよう。まあ1つポジティブに捉えられる事はといえばこれで新日本が内包していた”膿”が排除できた事であろう。

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雑感

発見な話


テレビでメチャイケスペシャルの番組宣伝をちょろって観たら、品川庄司が映像に映ったのだが、庄司密かに整形してない?前は二人とも一重だったと思うんだけど。千原兄弟は一応バイク事故の為って訳作りをしているのだが(実は二重にする為に事故した?(笑))突然の変化振りにちょっと驚く。


映画の話


エネミー・オブ・アメリカ』を観た。色々な作品で管理社会の恐怖を描くというのはある種古典的な題材だが、考えたらまだこういう作品を観て怖いねぇ〜とか思えている今がどれほど幸せだろうか。何時しかそんなの当たり前で映画の題材にする程ではないなんて事にならないような社会を持続して欲しいけども。


テロップの話


機動戦士ガンダムSEED DESTINYを観た。実は機動戦士ガンダムSEEDを観ていないので、私自身が実験台として前作を観てなくても楽しめるか試してみたいと思う。で……思ったのは次の話でフォローされるのだろうが、あれだとニュータイプとかで情報仕入れてないと苦しい。まあ殆どのガンヲタはそんな事は気にならないぐらい前情報を仕入れてるんだろうけど。けど池田秀一小山茉美が声を当てていたのはファーストガンダムら辺りが好きな私には嬉しかった。