死ぬ気でハッスルせよ。

小川が怒った「川田が去るなら追わない」(日刊)
 小川直也(36=UFO)橋本真也(39=ゼロワン)のOH砲が4日「ハッスルK」こと川田利明(40=全日本)にリストラ宣言を突き付けた。川田が24日の新日本神戸大会に出場することを知った小川は「他団体もこなそうとするなら、こちらでハッスルするほど集中できるはずがない。そんなヤツはハッスル軍から登録抹消だ」と通告した。

 神戸大会の前日23日には名古屋でハッスル6が開催される。川田の所属先全日本との連戦なら理解できるが、スタイルの違う他団体との両立は難しい。アルバイト感覚ではハッスルできるわけもない。小川は「川田が去るならば追わない。同じKでもザ・グレート・サスケがハッスルするケッパレ仮面と凸凹コンビを組んでいく」と突き放した。橋本も「長州も川田もハッスルに転がる夢が見えないのか」と問いかけた。


 団体プロレスで育ってきたレスラーのプロモーション組織への信頼性の無さが一因なのだろうか?

 ハッスルにとっては高田モンスター軍のあとの良い抗争の火種としていい話題だと思う(ただそれまでには鎮火してしまいそうだが)。完全なる虚構であるハッスルには現実から派生したポリティカル的なアングルは打たない方針なのだろうか?けれども長州等をフリーター感覚と罵倒しているのを考えれば、ハッスルは確りと現実を加味したアングルをつくっている筈なのだから、この問題も確りとネリ上げて何時かはキャプテンハッスルVSハッスルXX(ダブルクロス)なんてカードを期待している。

 しかし川田や長州に新日本参戦を許してしまう事は管理能力もそうだが、結局まだハッスルに専念しようと思わせる程の安定感を選手に与えきれていない事なのではないだろうか?そんな事では表面上のギミックはいじれても星は回せない。矢張り中心選手が勝ち負けしないとアングルの面白味や勝敗への興味が薄れてしまう。これは致命的な欠点になる。


 谷 『アニキ』戦強行出場へ(デイリー)

 3日に右眼窩(か)骨折を負った大谷が6日、都内で会見を開き、後楽園ホール大会(8日)『アニキ』戦の出場を直訴した。全治1カ月以上の大ケガにもかかわらず、大谷は「オレの担当医であるプロレスの神様は、全治5日と申された。8日にはちょうど間に合う」と断言。中村渉外部長との間で「会社は責任を一切負わない」という約束を交わし、参戦が認められた。大谷は「体は動くから、休むわけにはいかない。右目がなくなっても、左目がある」と会場に足を運ぶファンのために、決死の覚悟でリングに上がる。


 『血はリングに咲く赤い華』などとデューク東郷の言葉があるが、そういう事で大谷の顔の怪我は痛々しさだけ”華”が無い。流血戦が面白いのは虚構、即ち造られた残酷さだからこそ見栄えがして恐怖を感じながらも裏で安心感を得れて観れるものとしてあるのではないだろうか。

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雑感

映画の話

ポリスアカデミー』は面白かった。というかあれは岸谷五郎の警官ドラマのプロモーションを兼ねたものだったのだろうか?(番宣CMをやってた)としたらかなりお門違いだとは思うが……。けどもあれを観て確信したのは下ネタは言語の壁等関係無く笑えるという事。ラサール校長のスライド説明シーンには大爆笑してしまった。『乱気流』も観た。取り敢えずまあまあってわけで私的には再来週の『オクトパス』なるいかにもテレ東的な作品に期待大。『タイタニック』で後々考えてみたら、もしあの時、ジャック・フットレルが生き残っていたら、それを題材にした思考機械シリーズが作られたんじゃないだろうか?と思った。不謹慎だと思うだろうけど、横溝正史犬神家の一族』も代二次大戦を利用した作品であったし大事件を利用した作品はOKだと思う。そのうち9.11のセンタービル爆破を利用したトリックのミステリ作品なんて出てくるんじゃないかなと。


ミステリの話


ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』積木鏡介『歪んだ創世記』読了。前者は確かに最後は賛否両論でそうな内容で山田正紀が続編を書きたくなるのも頷ける。山田がヴァン・ダインの魅力を大衆のスノビズムの結果と序章で書いていたが、この作品を読むと首肯していまう。後者はミステリというか実験ミステリ小説という感じ。


黄金の話

いきなり黄金伝説を観た。よゐこ浜口優、わらべの高橋、根本はるみ、三瓶の四人で節約バトルって感じだったんだけど三瓶はスーフリ問題大丈夫になったのか?にしても節約バトルといっても殆ど浜口の一人舞台という感じ。漁師の納屋に住むってそれだけで大分有利じゃないか?というか浜口クラスの芸人が1つの番組が独占的に占めれるわけもなく、ずんがやっていた節約ばとるの比べたらリアリティーは低いというか単なる節約グルメ番組になってしまっている。まあそれを狙っているんだろうけど。