さよならボスマン

ビッグ・ボスマン、死去

 つい最近までIジャに来ていたビッグ・ボスマンが現地時間9月23日自宅で亡くなっていたそうです。
奥さんが寝室で息をしていないボスマンを発見、救急隊が蘇生を試みるも息を吹き返す事は無かったそうです。死因は不明との事。ご冥福をお祈りします。
ブラックアイより


 衝撃的な出来事だ。そういえばホーク・ウォーリアーが同じようなシチュエーションで亡くなっている。自分が観たのは後楽園大会で数分タッグで戦った試合だったので余り動く所は観れなかったが、アッパーブローは健在だった(というか多分これぐらいしか出来なくなってしまっていたんだろう)。
 
 改めて故人のご冥福をお祈ります。


ホーガン&オースチン復帰へ前進(日刊)

 ハルク・ホーガン、スティーブ・オースチンがWWE復帰へ大きく前進した。21日(日本時間22日)米アリゾナ州フェニックスで行われたスマックダウンの5周年記念大会で、大型スクリーンにホーガン、オースチンの映像が登場。ビンス・マクマホン会長は「今夜は特別だ」と大興奮し、来年4月3日のレッスルマニア21への参加を願うファンからも大歓声がわき上がった。


 ファンの歓声は強いニーズの現れなんだろうけど、裏を返せば今リングで戦っている選手の中に彼等を越えるレスラーが誕生出来ていないともいえるわけで、手放しに喜べる状態でもない。悪貨は良貨を駆逐するというのとは一寸違うかもしれないが、彼等程のスーパースターになると巡業を忍従してまでレスラーを続けたいとは思えれないのだろう。それで解決策としてスポット参戦システムが台頭してくるのだが、となると或る程度のスター選手にはそういう始終束縛するシステムに絶えなければならないという絶対の選択肢がなくなると思う。矢っ張り楽な方を選びたくなるのが人情というものだ。

 スポット参戦というのはアングルプロレスにおいてはマイナスの要因として受け取られないのだが、ここはWWEのライターさん等にスポット参戦(または短期の継続)でも従来とほぼ変わらない効果のあるアングルをひねり出して欲しい所だ。若しそういうアングルが出来ればハッスルの発展にも繋がってくるだろう。WWEの新たなる発明に期待しよう。


大谷・大森組が田中軍完全壊滅狙う(日刊)

 ゼロワン大谷晋二郎(32)大森隆男(34)コンビが次期シリーズで田中軍の完全壊滅を狙う。10月シリーズ「新渦一真〜Ⅱ」のカードが22日、発表された。10月3日後楽園大会でNWAインターコンチネンタルタッグ王座に就く大谷、大森組が田中、坂田組の挑戦を受け、同8日後楽園大会では大森が田中の保持するUNヘビー級王座に挑戦。同13日札幌大会には大谷軍対田中軍の4対4の勝ち抜き戦が決まった。さらに8日、13日の激突は金網マッチに決定。前シリーズで『アニキ』らに裏切られ、窮地に追い込まれた大谷だが「完膚なきまでに潰す。今のオレには怒りしかない」と反撃に自信をみせていた。


 ZERO-ONEがいまいち闘う理由を提出できないでいるみたいだ。ジャンボ鶴田のような存在が中央に鎮座していれば、わかり易い話を作りやすいのだとは思うが。同世代同士だとただ切磋琢磨しているだけに終ってしまう。年齢差結構ドラマを作るにはもってこいの要素。力は差異があって作り出されるものなのだ。

 同世代の闘争でエリートVS雑草というのがあるが、大谷がエリートで田中が雑草という構図を作ったとしても、あれだけ団体の為に人柱になった大谷がエリートいうのは余りにも無理があるだろう。というわけでそれも無理。大森も内に取りこんでしまった。ネタ的に四面楚歌の状態に陥った01。どういう差異を両者に付け加える事が出来るだろうか。アニキで掻き回していても苦しい。
 

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▽雑感

ご意見番の話


早速美川憲一田代まさしに噛みついたみたいだ。流石こういう新鮮な所に噛みつくのはご意見番タレントの技である。話題性も去ることながらマーシーは既に芸能界的には後ろ盾が無いのでやろうと思えば叩き放題だ。マーシージャニーズ事務所所属だったら面白い展開になっただろうに……。でも一番の被害者は家族とおもわれがちだけど、雪崩式に仕事が減ったクワマンだ。今クワマンが観れる番組は志村けんの馬鹿殿様ぐらい?だろうか。


モノマネの話


昨日ヒロミや研なおこ等が司会やっていた番組をビデオに録画して40分ぐらい圧縮してみた(くだらないトーク部分とかすっ飛ばしのネタのみ)。フジの元祖の方がそうなんだけど、なんで歌えない人にも歌に沿ってネタを疲労しなければならないのだろうか?ホンジャマカ石塚英彦も歌わされる姿は痛々しいので思わず飛ばしてしまった。コージ富田にせよ歌邪魔。ほりは歌無しなのに。あとモノマネ四天王(って今でもあるの?)のコロッケも出ているけど、才能が枯渇してしまったのだろうか……原口まさあきよりの方が面白い。中村雅敏の真似をしていたが途中でアクセントが一寸見苦しかった。これも元祖を蹴った親殺しのツケなのだろうか(笑)。

ドラマモノマネは結構昭和が断然良かった。ふぞろいの林檎の柳沢慎吾中井貴一は激似。対して平成は冬のソナタペ・ヨンジュンのスマイリー菊地の顔しか似てない。まあ暇つぶしには持って来いの内容だった。


映画の話


最近テレビ東京の映画枠のセレクションが素晴らしい。先週マイケルムーアボウリング・フォー・コロンバインで今週はes。メジャー民放じゃ流せないだろう話題映画放映してくれる。もうこの時点でフジテレビよりも上だ。というかプレミアステージは映画を放送してくれ……あれじゃあ火曜ワイドスペシャル枠みたいなもんじゃないか。


笑っていいともの話

さとう珠緒のコーナーしか観れず。久々にさとうを観たが凄いの一言……まあ早い話キャラ作りすぎている。ただ珠緒はそのキャラ付けを強化するタイミングとかが絶妙過ぎる。観客の反応は良く無いしその同姓嫌われ男媚びキャラが浸透しているんだなと思うが、その計算高さと成功ぶりに私は珠緒及び事務所の戦略的な意図、ひいてはクレバーさを感じてしまうのだ。だから私は珠緒が表現しているのとは極北の印象を受けてしまう。

それに加えて珠緒はキャラが強く、そのコーナーは珠緒が軸となって動いていた。ピーコは過剰に嫌悪してみるし、北陽山田花子のような自虐キャラを強化したり、さまぁ〜ずは珠緒のボケに突っ込みを入れるだけだった。我等がタモリも珠緒の前ではその太陽の周りを回る惑星になってしまうのだ。それぐらい珠緒は今のキャラがフィットしている。当分この玉座の交代劇が起こる事はないのではないだろうか?アクシデントから同じカテゴリーに放りこまれた坂下千里子もそういう部分で珠緒がいる限り命掛けの飛躍は難しいんだろう。う〜ん。


とんねるずの話


ベッカム宇多田ヒカルが出ていたけど、とんねるずというと私には内輪ネタのとんねるずいうイメージがすりこまれている。最近だとナイナイもそんな傾向が強くなってきたが、くりぃむしちゅーもマネージャーネタというのがある。彼等の場合登場人物は内輪ネタっぽいんだけどそれが確りと外側に向いて作られているので不快感も無く笑える。この前みためちゃいけはセルフパロディーの部分は許せても、最後のプロデューサーの謝罪ネタはやり過ぎだと思う。というか本当全盛期のみなさまのおかげです見たいで不快だった。