ポイズン

もう少しなんだなう〜ん。


小橋がみのるを挑戦者候補に(日刊)

 V10を果たしたGHCヘビー級王者・小橋が14日、日本武道館大会(10日)で丸藤を下した鈴木(パンクラス)を射程にとらえた。鈴木が主戦場とする新日本側のスケジュールもあり、次期シリーズは困難ながら将来の挑戦者として視野に入れた。

 鈴木VS丸藤戦を控室で見ていた小橋は「面白い存在。かみ合ってないようで、かみ合っているんだよ。不思議な感覚を持っている」と鈴木のレスリングを高評価。これで以前から高かった鈴木の評価は決定的になり「候補に入っている。後は本人(鈴木)の気持ち次第」と挑戦者リストに鈴木を加えた。


 何故鈴木みのるがNOAHで(三沢光晴等から)表面上だけではなく評価されているか不思議だ。星に拘る姿勢にシンパシーを感じるのだろうか……。

 けれどもみのるのGHCは難しいだろう。GHCは厳密な形式主義王座戦だからだ。IWGPのようにある時はプロ格、ある時は純プロのように玉虫色に変える事は難しいだろう。武道館に集うファンは瀕死からの再生、カウント2・9999999999の攻防を見たがっている。
あの田上でさえあれだけ”動かされ”るのだ。幾らみのるさんだからといって普段の四天王+αスタイルの変更は出来ない。そしてみのるさんも自分のスタイルの幅は狭いしキャラ的もそれを保持しなければならない位置である。
これは1つの分岐点になり得るかもしれない。そういう状況から考えてみのるさん挑戦から脱四天王スタイルで武道館で興行を打ってしまうという前例を作ってしまえば、GHCの幅も広がると思う。


蔵新技「見えないパンチ」で世界一へ(日刊)

 見えないパンチで世界一をつかむ。K−1 WORLD GP開幕戦(25日、日本武道館)に向けて武蔵(31)が14日、大阪市内の正道会館でスパーリングを公開。昨年はボンヤスキーに敗れて準優勝に終わったが、今年は元WBA世界スーパーミドル級王位フランク・ライルズ氏(39=米国)にノーモーション(予備動作なし)のパンチを伝授され、ボクシングの世界王者レベルのテクニックで頂点を目指す。


 興行格闘技において最強なのはシュートと思われているワークである。それは過去のプロレスの繁栄が証明している。武蔵を第二の沢村忠にしろ!色々な意味で。


▽雑感

 スイングガールズとかウォーターボーイズとか

ジャズするべーっていうじゃない?(波田陽区風)普通に女子高生がシンクロする話にすればいいんじゃない?水着シーンが出れば男の客増えるだろうし、ぽろりもあるって事にすればそれ目当てだけの客も来るかもしれない。ヒットしたらまたフジテレビでドラマ化なんてするんだろうか。コーチ役を根本はるみにすればそれだけでも数字稼げそうだ。

 今週のミステリ

会社が早めに終わったので本屋で早速「Φは壊れたね」を購入。ウィトゲンシュタインの引用で早くも私的に琴線に振れまくり。やっぱヴィトゲンシュタインインパクトがあってかっこいい文章書くよねえ。
今は清涼院流水の「コズミック」を読んでいるのでこの後にでも……。で途中の感想は清涼院の設定は確かに破天荒だけど私的には十分許容出来る。多分まだ自分がミステリファンとして若いからなのかもしれないけど。昔からクリスティーやクイーンやカー、和物でいえば江戸川乱歩横溝正史鮎川哲也辺りの推理小説から入った人たちからすれば眉をひそめる内容なのだろう。ある意味でこういうバイアスが働かない分自分は幸せなのかもしれない。ふとWWEに眉をひそめる猪木馬場世代のファンが思い浮かんだ。プロレスとミステリも形式性があやふやという部分は同じなんだろう。