不信感の不沈艦

他ブログで我ブログの雑文が引用され話題になっていた(
おまえらの好きにはさせねえ!プロレス・格闘技メディアエッセイ
はてなやってて初めての事であるが矢っ張りこうやって反応があるのは滅茶苦茶嬉しい。これからもどんどんご意見ご感想があればどんどんコメント&トラックバックをして欲しい所である。


10・9IWGP戦は藤田vs健介(デイリー)

 後楽園大会(10月1日・後楽園ホール)で、藤田と佐々木の01年10月8日・東京ドーム大会以来、3年ぶりの一騎打ちが決まった。上井取締役が「IWGP戦、藤田和之佐々木健介の試合は決定です」と明らかにしたもので、正式発表は13日の予定だ。

 上井氏は「藤田の意思の確認は出来ている」と明言した。それによれば藤田は一番価値のある選手ということで、佐々木戦を希望したという。前回の対戦ではパンチでTKO勝ちした藤田だが、飛躍的に幅が広がっている佐々木が再び視界に入ったようだ。


 佐々木の意思の確認も出来ての発表だろうが……こうなるとケア戦の流れも変わってくるのかもしれないが少なくとも三冠戴冠の可能性は無くなったわけだ。若手の棚橋やフリーの佐々木等ジョブさせる敷居が低い選手としか選手権に組めないのであれば藤田のベルトを巻かせている意味は無いのではないだろうか。或る人の名言で、「右手で殴りながらも左手は握手しているのがプロレスである」というのがあるんだが、まさのそれはプロレスが信頼の上で成り立っている事を端的に表している名言だと思う。リング上では握手している手を放さないが、一歩リングを出た瞬間左手を振りほどき両の手を拳を作り握手を拒むかもしれない相手等と突き詰められたプロレスが出来る筈がない。両者共に自己保身に走るプロレスが行なわれるんじゃないだろうか。


三銃士10・1初タッグ(スポニチ

 新日本の新三銃士の棚橋、中邑、柴田が10・1後楽園で初タッグで第3世代の永田、天山、中西と対戦する。プロレス観の違う3人は別々の道を突き進んできたが、上井取締役が「今の流れからいって1度は見てみたいカード」と強引にマッチメークした。一方の第3世代も中西が永田を敵視しており、6人の中で違和感がないのは永田&天山だけ。両チームとも連係に不安が残るだけでなく、仲間割れの可能性も大。上井取締役も「今後どうなるのか。ここから発展していくかもしれないが…」と期待と不安を感じている。中西と組むのが2・1札幌以来となる永田は「パイレーツが1人で大海原をさまよって、たどり着いたのが本隊。野人に大海原は似合わない」と受け入れ姿勢を示しながらも「本隊復帰は本人次第」とした。


 呉越同舟というのはタッグマッチに良いスパイスになり得るが両チームにその要素があるのは一寸過剰のような気がする。視点が定められないというか両チーム共に持ち上げようとするのは欲張りであり、二兎追うものは一兎も得れないのである。