太っている人は怪我しやすいんだね

「高山の分も…」健介V宣言(スポニチ

G1クライマックス名古屋大会が10日、愛知県体育館で行われ、佐々木健介(38)=フリー=が天山広吉(33)と時間切れ引き分け。8日大阪の健介戦後に意識混濁状態に陥り、この日、脳血栓と診断、リーグ戦全戦欠場となった高山善廣(37)=フリー=の無念を背負って優勝宣言した。

鈴木が「ノーフィアー」を絶叫/新日(日刊)

 IWGPタッグ王者の鈴木みのる(36=パンクラス)が、戦線離脱した盟友に贈る勝利を飾った。新日本G1クライマックス4日目は10日、愛知県体育館で行われ、鈴木は約60キロの体重差に苦しみながらも吉江豊(30)をゴッチ式脳天くい打ちからの体固めで撃破した。試合後にはリング上で体調不良で欠場した高山にエールを送り「ノーフィアー」と絶叫した。外敵の代表として新日本勢をたたきつぶす。


 どちらかが決勝に残って高山の必殺技(例えばジャーマン)で勝ったり、或はその技が勝利の橋頭堡になったり……なんか93年の藤波VS馳のような構図だけど、こういうアングルの方が真面目なファンには受けるんじゃないだろうか。

 新三銃士の優勝が予想されてたりするけど、過去のG1を見ると初期のG1を除けば世代交代を促すイベントとしてG1というのは機能していない。にも関らず昨今はG1になると急に格の序列が崩れ混沌と化し、若手がベテランを負かす事が当たり前にまかり通るようになった。それによりG1の一過性のイメージは更に増し、重みが無く後に続かない星のやりとりが連夜繰り広げられて印象が強くなっている。

 そのような場を世代交代を押し進めるジャンプ台にしても実感の沸かない形式的な物に頽落するだろう。
G1は真夏の世の夢というかあくまでも一回性のイベントとして捉え盛り上げた方がいいと思う。


蝶野、草間社長と舌戦 (スポニチ

ミスターG1が黒星発進から3連勝と調子を上げてきた。ウルフの腕ひしぎ逆十字固めをエビ固めで丸め込むと、草間社長に対して「存在感がないから分からなかった。ただのプロレスファンかと思った」と挑発した。草間社長は「今は黙って言わせておくが、夏バテするころだから、ケガをしないで15日に出て来い。こっちはいろいろ考えている」と不敵な笑みを浮かべた

 G1とは相性が良くないアングルだ。リングの上で反映できない。逆に主要のテーマとぶつかって相殺してしまう可能性もある。というか新日本はサービス過剰気味だ。


▽雑記

大田蘭三の小説を読んだ。平成に書かれたとは思えないマッチョな雰囲気がなんとも……。んで笑ったのが解説。推理小説の解説なのに釣りの話でなんとか最後小説に絡めているんだけどかなり無理があり過ぎる。
確かに斎藤栄とかトリックがアレ、若しくはトリック自体凄く稚拙な作家というのは作家論や作品論を書くのは至難の業だけどそれなら吉村達也みたいに取材ノートみたいな感じにすれば痛々しい解説を載せなくても住むと思うのだがどうだろう。

そういえば昨日NHKの番組にくりぃむしちゅーの上田が司会として出ていた。回りのゲストは舞の海だとかドン小西だとか上原さくらとか全然お笑いじゃないんだけど、その突っ込みだけでなんとか笑いを作りだしていたのがすごいと思った。この適応力と乏しい資源から笑いを作れる力があるからこそこそくりぃむは売れたんだろうなと思ったよ。