流れと澱み

圧勝初防衛も藤田「意味分からない」(スポニチ

ストロングスタイルの至宝はどこへ行くのか!新日本の札幌大会が19日行われ、IWGPヘビー級王者・藤田和之(33)=猪木事務所=が挑戦者・柴田勝頼(24)を11分16秒、サッカーボールキックで完全KOした。初防衛に成功したが、今後については同王座の封印まで示唆。IWGPの混迷は深まるばかりとなった。【試合結果】

 真の野獣が挑戦者の頭を踏みつぶした。何度も立ち上がろうとする柴田の後頭部にストンピングの雨を降らす。会場に悲鳴が響き渡る中、走り込んでのサッカーボールキックを側頭部に叩き込み、試合を終わらせた。

 
 プリミティヴなフィニッシュは高度なデコーディングを要求させず、わかりやすく単純さに伴なう迫力を兼ね備えている。しかし故にそのフィニッシュが余りに単純故にその技を出す迄のプロセスを形成するのが難しいという諸刃の剣のような性質を持っている。寝転がせて蹴るだけってのは如何にも二足の草鞋を履いた藤田向けの技であるが、プロセスを練り損ねると矛盾が露呈し途端に破綻してしまう。
寝転がって相手に背中を見せないで10分持たすのって難しいと思う。ノアなら間違い無く成立しないフィニッシュだ。


高山&鈴木がノア再上陸宣言(スポニチ

IWGPタッグ王者・鈴木&高山がノア再上陸を宣言した。試合後に鈴木がマイクを握り「新日本は誰も獲りに来ないのか。じゃあ、次もノアだな」と言い放った。試合も一方的な展開。鈴木が佐々木のラリアットライガーの後頭部に誤爆させると、ゴッチ式脳天杭(くい)打ちで4度目の防衛を飾った。ノアでの相手はGHCタッグ王者の三沢&小川が濃厚だ。外敵最強コンビがエメラルドグリーンのマットを再度席巻する。

 三沢さんの鈴木評価は実はよかったのか?にしても高山がいるだけで対戦相手に幅が広がるのは美味しい所。ノアのドーム観て思ったのは、明確に自分のギミックに沿って試合を作っているのでテーマがあるし、1ムーヴ事の意味付けが強くドームのだだっ広い空間でも死んでなかった。新日本において久々のヒットチームだと思う。あとはどう寝れるかだ。


五味に光明!3戦3連勝


ミルコ完全復活!大山を60秒殺


高山&鈴木組 V4


38度線で「猪木祭」ダァ〜


大将中村、打撃戦で判定負け/PRIDE


▽雑記
PRIDEやってたんすよね。武士道になると途端に影薄くなるなあ。国際の開催日は覚えてるんだけど。
そういえば日曜は梯子したんだけど梯子自体滅茶苦茶久々って感じ。でまあ梯子をやってのけるって事はまだそれだけプロレス好きなんじゃんってある種の証明みたいな感じだし、まあそれはそれで良かったのではないかと。

そういえばくりぃむしちゅーSPは矢っ張り単発だったんですね。ウッチャンナンチャン枠ってのすっかり忘れてました。いや本当最近テレビに疎くなりました。
そのウッチャンナンチャンなんだけど、昔からこの人たちって非常に運が恵まれているなと思う。投稿特報王国にせよウリナリにしてもなんかウッチャンナンチャンの力じゃなくって、企画が当ったから視聴率が高かっただけにしか見えない。多分ウッチャンナンチャンじゃなくっても同様に視聴率は取れていたと思う。

それ引き換えダウンタウンの番組は二人のトークに重きが置かれて、二人の面白さに番組の命が掛かっているという点において、笑いに対してダウンタウンの方が真摯だなってイメージある。

まあ勝ては官軍って感じで、ウッチャンナンチャンみたいな生き残り方もありなんだろうけど、プロレスを裏切った腐れ野球ファンの南原清隆だけは許せませんな。