重・おぼえてますか

 全然バトンが回ってこないので自分から(笑)。というわけで毎回5つづかってに答えていくつもりです(一体いつ終わるやら)

http://s2g.web.infoseek.co.jp/s2graphics/blue_space/100Q.html

Q1.お名前(ハンドルネーム)と性別を教えてください?

 巴里(男)HNの由来を勝手に披瀝すれば、昔は『パリの夜』というHNをだったんだけど、打ち込むとき面倒なので短縮したため。なぜパリの夜かといえば当時読んでいたロラン・バルトの『偶景』という本の中に掲載されてた日記のタイトルとしてあって、なぜかかっこいいと思い付けちゃった次第。

Q2.出身地と現在住んでいるところを教えてください(差し支えない範囲で)

 横浜(プロレス不毛の地)

Q3.好きな団体は?

 今の所は国際プロレスプロモーション埼玉プロレス、DDT。かなり下がってNOAHかねえ。やっぱり退廃的な雰囲気がでてる所が好き。

Q4.嫌いな団体は?

 特にないけどプロレスを衰退させちゃった新日本は駄目かもしれん。

Q5.好きな男性レスラーは?

 今は特になし。プロレス自体が好きで見ているという感じでショッカー。


 今日は時事ネタをやめて思った事を書きたい。先般BSアニメ夜話という番組をやっていた。その日の特集は『未来少年コナン』で司会の岡田斗司夫をはじめ松村邦弘、江川達也といった面々の中に大塚康夫氏がいた。アニメマエストロというコーナーで氷川竜介がアニメのテクを紹介したあと大塚氏がコナンにおける重さの表現を細かく説明していたのだが、ここでプヲタの悲しいサガか・・・・・・これってプロレスにも必要なことなのではないか?と思ってしまった。

 プロレスから重さが消えて久しい。三沢光晴等四天王が始めたプロレスがマットにおける重力を半減させてしまったときから大技の乱発がとまらなくなり、技の重さや価値が失墜していったと思う。力道山ファンではないが、やっぱり第一試合からパワーボムがでちゃうのはよろしくない傾向だと思う。たとえば前の若手の試合で大技乱発でしか試合を盛り上げる術がない人たちがやって、そのあとにベテランの技の出すか封じるかの攻防を演じたところで全然リアリティーも糞もない。

 で、最近見た試合で重さというものがいかに大事なのかを改めて思ったのは、北海道でやった天龍源一郎小川良成の絡み合いで、小川はバックドロップをうとうとするが天龍は断固それを拒否し、結局一発も打てずに試合は終わるのだが、この絡みから思う事は重みがあって技がなかなか決まらないという行動が小川の非力さと天龍の力強さを見事に表現しているという事だ。と同時にこれは対天龍に限定的な制約があれ、『天龍に放つバックドロップ』にプレミア性が付いたという事だ。あれでいつもの試合にように双方ポンポンと投げられていたら、お互いのキャラがあのときほどたたなかったし、ドームの試合で小川がいかに権謀術数を働かせて天龍にバックドロップを食らわせるかというひとつに試合のわかりやすい方向性を作れたといえよう。

 大技がバンバン決まり昔に比べたらはるかに危険になっているプロレス。しかし私の考えでは身体を張っている割には損をしているという印象が強いのである。

 現在70位、ランキングにご協力を(クリックお願いします)