IWA後楽園大会観戦記

 姉小路祐の『化野学園の殺人』を読む。・・・久々につまらない推理小説を読んでしまったというか、興味を引っ張る複線があまりにもしょぼすぎ解決もぜんぜんつまらないオチ。しかも方々の複線がラストに収斂せず真犯人がわかった所で物語的に貧弱になってしまっているように思える。まあ金八先生殺人事件を付け加えるとあんな具合になるのだろう・・・。


 所でIWAを見に行った。KY目当てで・・・正直前回の方が面白かった。まあ一寸断片的になるが観戦期を書く。

 ○中嶋勝彦VSデビュー戦の新人

 日刊を見たがメインしか結果が載ってないのでご寛恕の程を。新人戦といえば駆け引きなしの体と根性のぶつかり合いと相場が決まっているようだが、この試合に関してはそに法則にはしたがってなかったみたいだ。確かに双方新人らしい打撃戦を展開していたのだが、中島が顔面へのエルボーや蹴りを見舞っているのに対して、新人君は胸へエルボーしか攻撃が許されてなかったのだ。顔面への攻撃は一切なし。これにはこんな所で怪我させられたらたまらないというある種の政治的圧力の介入を思わずにはいられなかった。どうもそこに一家かって試合に感情移入できずに終わったという感じがする。たとえるならばヒョードル戦を控えて怪我しないように組まれた永田裕志高阪剛みたいなもんだろうか。


 尾崎魔弓&ポリス&ジャズVS竹迫恵&ジャガー横田

 この日一番期待していた試合だが、期待が高すぎたせいか満足にはいたらず。ポリスのアジテーションが前回に比べパワーダウンしてしまったのは浅野社長にいわれたのか?なんて邪推もした。元WWEのジャズは体は流石シェイプアップされていてボディーラインが美しい。しかしいざ動いてみるとぜんぜん駄目で言語的な問題もあるのだろうが、ポリスが支持して決められたスポットに参加するという有様。良い体してるのにねぇ〜という意味では大森隆男を彷彿とさせる。尾崎は相変わらずお船ちゃん以下の弱すぎる当て身に裏拳。またアイジャの女子は冬の時代に入ってしまったか・・・。


松田慶三、ウルトラ・セブン、○チョコボール向井[12分20秒 原爆固め維新力大矢剛功畠中浩旭

 KYは慶三側につき妙な豪華メンバーになっていたメイン。スティーブ・ウィリアムスが挨拶していたが、ロートル外人天国は個人的には勘弁。動けないなりにポジションが下がれば問題ないが、動けない人でも平気でメインに据えて日本人選手の良い所を奪い取っちゃうんだものね。第一試合からみてきてこの試合がやはり一番良い試合といえよう。。試合中盤では若松が乱入しX固めを披露し一部のファンの喝采を浴びていた。まだまだこのNOW(ナウ)で引っ張るみたいだが、できれば2Mのあの人の登場を期待せずにはいられない。まあ烈風隊の方でもいけども・・・。
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