その聳える山の名前は――

天山「藤田狩り」表明 (スポニチ

15日に両国国技館で行われた新日本の真夏の祭典「G1 CLIMAX」決勝トーナメントで優勝し、G1を連覇した天山広吉(33)が16日、IWGP王者・藤田への挑戦を正式に表明した。

 「新日本のリングでやりたくないなら追っかけるしかない。ベルトを取り戻して本物の天山時代をつくる」と、野獣狩りに闘志をむきだしにした。また、来夏のG1で前人未到の3連覇を達成することも約束。歓喜のVから一夜明けも「アナコンダに続く新技も生み出す」と早くも気持ちを切り替えていた。


 天山が優勝した。色々賛否両論あるだろうけどそれはそれでいいんじゃないかと。天山は労働者階級の鏡のようなレスラーである。偉い人に虐げられながらも従順に仕事をこなしていれば回りまわっておこぼれが貰える……他の不承不承無茶な若手プッシュブックの犠牲になっているベテランレスラー達にとってはこれはモチベーションアップの出来事になるのではないだろうか。

 取り敢えず今回のG1はこれからの流れのセットアップ的な所を担っている事だろうし、今この時点で良し悪しを考えるのは早計だと思う。G1という舞台を介してこれからの舞台設定を説明できたのだから新日本としてはこれからといった感じだろ。


小川「ハッスル」地方進出

【PRIDE】15日のGP準決勝でヒョードルに敗退した小川が16日、今秋に地方でハッスルするプランをぶち上げた。候補地は検討中で「今まで東京中心だったので今後は地方でもハッスルしていく」と明言。9・2後楽園のハッスルハウス、9・20横浜の「5」以降に地方進出し世間に広まったハッスル熱をさらにヒートアップさせる。ヒョードル戦については「負けて悔しいけど選手生命にかかわるダメージはない」と問題なしを強調。今後の参戦は「GPのような1番人気のある舞台でハッスルを広められるなら」との条件次第で出陣する可能性を示した。


 条件次第とはあれの事だろうか……小川にガチンコさせたまでは良かったがヒュードル戦を経験して益々一皮向ける所か小川が保身走ってしまわないかと思う今日この頃。


天山広吉、若手“新闘魂三銃士”破り吠える!(サンスポ)

 真の天山時代を作りたい―。新日本のシングル最強決定戦「G1クライマックス」での2連覇達成から一夜明けた16日、天山広吉(33)が吠えた。決勝トーナメントで若手の“新闘魂三銃士”、中邑真輔(24)、棚橋弘至(27)、柴田勝頼(24)を打ち破っての優勝に「3人ともまだまだ軽い。オレの壁を乗り越えて見せろ」とバッサリ。
 猛牛が見据えるのは、もはや3月に自ら手放した新日本の象徴、IWGP王座の奪還だけ。現王者・藤田和之(33)=猪木事務所=へ、「もうオレを無視できないだろう」と息を荒げた。

 一方この日は、前夜の決勝で敗れた棚橋も、自ら押しかけの一夜明け会見。“IWGPシングルの奪取、武藤敬司(41)=全日本=戦の実現、師匠・藤波辰爾副社長(50)とのタッグ結成”の年内実現マニュフェスト3カ条をぶち上げた。


 新日本は業界随一の選手層を誇っている。そんな団体で如何に団体がそういう方向に誘導したとしても、客が急に新三銃士達の台頭を望むのだろうか。

 世代交代で爆発的な成功を収めたケースは間違い無く鶴田軍VS超世代だろう。この時は薄くなった選手層というのがあり超世代の成長が=団体の存続にリアルに影響する事もありファンは素直に選手の台頭を期待していた筈。

 今回新日本は下降気味だが、天山や永田中西、ついでに蝶野まで合わせたら上にまだ動ける世代がまだまだいる。これではいくら仕向けても新三銃士時代を望む展開を期待する人が少ないのは当然ではないだろうか。(会場の天山人気を考慮して……)


▽雑記
久々の更新。笑いの金メダルがバーションアップって予告で告知していたけど、たんにエンタの神様化というのだけは止めて欲しい所。

ただ芸人さんにとって一出演に2ネタ公開するかもしれないというのは、結構な負担になると思う。地方会場で四天王プロレスをさせられるぐらい勘定が合わないのかも……。

前回長井秀和とかドランクドラゴンとか既に売れている人が出ていたけど、笑いの金メダルのシステムはいかにも若手の闘龍門的な意味合いが強過ぎてその辺嫌われるとか思う……誤謬かもしれないけど。

マイケル、ヒロシ、カンニングと番組で発掘した芸人さんも売れてきているので、番組もこのまま好調になって続いて欲しい所だ。少なくとも、スピードワゴンかペナルティーどちらかが300万取るまでは続け!