曙氏都に行く

曙、超高層のど輪落とし
 曙太郎(36)がWWEスーパーショー(7月1、2日、さいたまスーパーアリーナ)で、大巨人ビッグショーとの合体技を見せる。曙は28日、都内で参戦会見。1日はビッグショーのセコンド、2日はタッグパートナーで出撃する。レッスルマニア(WM)はスモウマッチでプロレスルールは初体験。「今回の方が緊張する」と言いながら、あこがれのマットに上がれる喜びで笑みが絶えなかった。


 相手への依存度が高い技でプロレスに臨む曙さん。動かなそうな雰囲気プンプン。ジャイアント馬場的世界ではリングの中央に自分を置く方が格が上に見えて良いという事だが、単なる試合のリズムを壊すだけのオブジェと化さないようにがんばってもらいたい。



野獣・藤田が新日獲り、IWGP挑戦

 野獣・藤田和之(34=猪木事務所)が新日本を乗っ取る。藤田は28日、都内で会見し、IWGPヘビー級王者天山広吉(34)に挑戦することを表明。7月18日、札幌・月寒グリーンドームでのタイトルマッチが事実上、決定した。1枠残るG1クライマックス(8月4日開幕)出場にも前向きな姿勢を見せた。タイトル総取りで、名実ともに新日本のエースの座を奪い取る。野獣革命がスタートした。

 まあ、G1で返してもらえる分ちゃんとした試合にはするつもりなのだろうが過度な期待は禁物だ。もしかしたら星が絡まないタッグとかの方が損得勘定が出てこない分良い試合になるのではないかと希望的観測をしてみるがどうだろうか。


 藤田と曙を考えると・・・・・・動かない(動けない)人が得をする?うーん馬場さんの残した言葉と思想は21世紀においてより正しかったと思わざるえない。


VMと健介ファミリーの対抗戦発表
 全日本が28日、7月シリーズ開幕戦となる15日の後楽園大会でブードゥーマーダーズ(VM)と健介ファミリーの3対3の対抗戦を行うことを発表した。同月17日の石川大会ではアジアタッグ王者近藤、YASSHI組対カズ・ハヤシ、NOSAWA論外組、世界タッグ王者太陽ケア、ジャマール組対TARU、バーナード組、22日の大阪大会で世界ジュニア王者TAKAみちのく対YASSHIの対戦が決定。すべてのタイトル戦に出場するVMの勢力拡大を阻止できるかが注目される。


 健介ファミリー人気に当て込んだ企画だと思うけれども、VM自体ホンワカ〜(クッキングパパ風)な雰囲気が出ているので差が出にくい。まあヒールもベビーも憎めないいいやつ(トム&ジェリー的)な世界観が全日本のカラーである故にいかにも全日本的!なアングルであるといえる。少なくとも今の全日本が面白いと思っている人にとっては楽しめる筈。

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