噂のレスラー、トシー&リキ

リストラ一転…川田&長州ハッスル合体(スポニチ

 10・23ハッスル6(愛知県体育館)で“ハッスルK”川田利明(40=全日本)と長州力(52=WJ)が初タッグを結成する。小川直也(36=UFO)が12日、都内のDSE事務所で会見し、新日本に参戦する両者をハッスル軍からリストラすると宣言した。そこへ登場した川田がハ軍残留を強行主張。小川も握手で了承してハッスル6のカードを指定した。


 新日本のハッスル主軸レスラーのそれみよがしの器用に文句の1つでも言いたかったが、ジョシュ・バーネットの貸し出してもらう手前引っ込めたといった所だろうか?

 ポリティカルな問題の暗雲払拭し、あくまでも明るくハッスル!ハッスル!『今回バルバロッサ&モンスターCと対戦する。「バッサバサ」が高じてバルバロッサになったとは思いたくないが、注目は9・2ハッスルハウスで誕生したCKコールの川田VSモンスターCだ。しかし、今回は長州の頭文字もC。CKコンビへのCK、CCコールは確実だが、まさかそのためだけの編成とは思いたくない。』と結成理由を推測しているが多分大正解だろう。

 戦う理由が無ければギャグに走らざるえない。アルフレッド・ヒッチコックグレース・ケリーが良い女だとした理由は、普段はおしとやかで澄ましているが車の中に入った途端男性のシンボルに食らいつくような淫乱に変身する。そのギャップが溜まらないからだと言った(らしい、というかうる覚え)。もう既に川田も長州も今まで築き上げてきた硬派貯金は使い果たしたと言ってもいい。今そのギャップを力点とするアングルを組んだ所で意外性は無い。長州がハッスルポーズをした瞬間、そのアングルに有効性の終焉は訪れる。


新蝶野軍組閣、エースは中西(デイリー)

 黒いカリスマ蝶野正洋(41=新日本)が新ヒール軍団の組閣を行った。都内で米映画「80デイズ」(11月6日公開予定)のサモ・ハン・キンポー役で声優に初挑戦した蝶野は12日、拡大する軍団の人事を発表。エースに中西、参謀長に同盟を結ぶCTUの獣神サンダー・ライガーを指名した。また星野総裁をスポンサーに招く。反体制派の総帥として「今まで中西にはまったく期待していなかったが、これからだろう。ライガーが長州に拒否感? オレは日本の首相と同じで人の意見は聞かない。強くあれ、のハートでつながればいい」と複雑な人間関係など無視する考えを示した。


 天真爛漫中西学。ホーっと無邪気な掛け声。そんな彼に無理矢理戦う理由をくっ付けるのは困難極り無い。彼は序列のヒエラルキーから外れてただただ無邪気のホーホーいっていればいい。西村のようなポジションを射とめられれば締めたものである。


 【全日本】サムソン・クツワダさん白血病に逝く

 全日本プロレス設立時から参戦し、アジアタッグ王者にも君臨したサムソン・クツワダ(本名・轡田友継)さんが12日午後2時、急性骨髄性白血病のため都内の病院で亡くなった。57歳だった。全日本は16日の長野県飯田大会で追悼10カウントゴングを行う。


 クツワダといえばAV出演と造反未遂ぐらい思い浮かばない平成の海豚ですが……ご冥福をお祈りします。にしても全日本系巨漢レスラーは夭折というほど若くもないが早世してしまう人が多いと思う。

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雑感

山田正紀『僧正の積み木唄』読了。ミステリオペラ同様良い作品だった。千街氏の解説によればプロ作家の間にファンクラブが出きるほどプロの間では認められた存在らしいです。私自身も「怪鳥』で面白いと作品書くなあと思い、『ミステリオペラ』で完全にやられた口だ。謎は結構壮大で大きいく数も多いが最後には無理のない合理的解決が待っている。一見単純な事だがそれをやり遂げられる作家は少ないと思う。清涼院流水の『コズミック』のように謎と解決のバランスが悪過ぎる作品等を読むと山田氏の凄さというのがわかると思う。
西村京太郎『会津高原殺人事件』も読了。ってか……謎もなければトリックも無い。
天城一『密室殺人教程』挫折!というか江戸川乱歩の『幻影城』のようなネタバレ表記が多く断念。新本格だけしか読まないならいいけど、一応クイーンやヴァン・ダインを読んでいるので回避。

芸能の話

制服向上委員会のCHACOという人がAVデビューをするらしい。でもその辺は小沢なつきのデビューのせいで衝撃的という印象はない。というか黒ブタシスターズからも転向者もいるし尚更今更感が強い。